「認めたくないものだな」ではダメ!?メンタルケアの新常識

「最近、なんだかやる気が出ない」「しっかり眠れているはずなのに体が重い……」
そんな風に感じることはありませんか?

今回は、北海道大学保健センターの三井先生のお話を参考に、私たちの「心の健康」を守るためのヒントをまとめました。

そもそも「心が健康」ってどんな状態?

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三井先生によると、心の健康が保たれている状態とは、「日常生活で必要なことがスムーズかつ自然にできている状態」を指します。

逆に、メンタルの不調がサインとして現れると、以下のような変化が起こりやすくなります。

・睡眠や食欲の乱れ…なかなか眠れない、あるいは食欲が全くわかない。
・身体の重だるさ…特別な理由がないのに、体がずっとだるく感じる。
・興味の喪失…元々好きだった趣味に対しても、楽しいと思えなくなったり、興味が持てなくなったりする。

「ただの疲れかな?」と見過ごしがちですが、これらは心が発している大切なアラートかもしれません。

周囲の「SOS」に気づくために

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もし、あなたの周りで「様子が変だな」と思う人がいたら、以下のポイントを観察してみてください。

・表情や話し方の変化

・服装の乱れ

三井先生は、「あまり大袈裟にせず、素直に声をかけてあげるのがいい」とアドバイスしています。
「最近元気ないみたいだけど、大丈夫?」という何気ない一言が、「自分のことを気にかけてくれている」という安心感に繋がり、相手を救うきっかけになります。

自尊感情の2つの側面:比較か、受容か

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最近、若い世代を中心に「いなくなってしまいたい」という孤独感を持つ人が増えていますが、これには「自尊感情(セルフエスティーム)」が深く関わっています。

三井先生は、自尊感情には2つの異なる側面があると説明します。

「Very Good」の自分(他者比較)

テストの点数やSNSでの反応など、数値化できる能力で他人と比べることで得られる自信です。

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しかし、これはその人の「全体像」ではありません。他人と比較し続けることは、時に自分を追い詰める原因にもなってしまいます。

「Good Enough」の自分(自己受容)

三井先生が大切だと語るのが、こちらの考え方です。
これは、自分の欠点や弱さ、ダメな部分も含めて「これも自分の一部だ」と認め、受け入れることを指します。

「自分はこれで十分(Good Enough)」だと思える感覚が、心の土台になります。

「自分がどこまでできて、どこまでできないか。それを自覚して、一旦受け入れることからスタートすることが大切です」

まとめ:自分を「癒やす」時間を持とう

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心の健康を保つには、まずは「あるがままの自分」を認めてあげること。そして、意識的に自分を労わってあげることが重要です。

三井先生のお話にもある通り、まずは質の良い睡眠をとり、時には入浴剤や香りの力を借りてリフレッシュする時間を作ってみてください。

完璧じゃなくても、欠点があっても、あなたはあなたのままで「Good Enough(十分)」なのです。

三井先生が挙げた2つの自尊感情のうち、今のあなたにとって「自分を認める(Good Enough)」という考え方は、どのように感じられましたか?

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この記事を書いたのは

イチモニ!健康けっこう!調べ隊

天使大学とイオン北海道、HTBは、北海道民の健康に寄り添い、道民の課題を解決するための共同プロジェクトとして「どうみん健康化計画」を立ち上げました。その活動の第一歩として、健康にかかわる情報を道民のみなさんにお届けするイチモニ!の特集「健康けっこう!調べ隊」のコーナーを月に1回お送りしています。

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