【イチモニ!農園】名水の町・京極町でじゃがいも栽培に挑戦!手作業と最新トラクターで知る農業のリアル
2026.07.28
今年で6年目を迎えた企画「イチモニ!農園」
田口彩夏アナウンサーが農業の現場へ飛び込み、食の魅力や作物が育つ工夫を体当たりでリポートします。
2026年シーズンの舞台は、札幌市から車でおよそ1時間40分、羊蹄山の麓に広がる名水の町として名高い京極町です。
今回のテーマは、北海道を代表する味覚であるじゃがいも。
JAようてい青年部京極支部の皆さんの温かいサポートを受けながら、春の植え付け作業に挑戦しました。
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寒暖差と名水が育てる京極町の特産じゃがいも
京極町は、年間2万トン以上ものじゃがいもが収穫される北海道屈指の一大産地です。
羊蹄山からもたらされる清らかな水と、昼夜の大きな寒暖差が特徴的な気候。
この厳しい自然環境こそが、でんぷん質を豊富に含んだ甘みのあるおいしいじゃがいもを育てる最高の条件になっています。
栽培されている品種も実に多彩で、農家さんのこだわりが光ります。
ホクホクとした食感が定番の「男爵」をはじめ、果肉が白く貯蔵するほどに甘みが増す「きたかむい」も人気です。
さらに2021年に誕生した病虫害に強い新品種「ゆめいころ」など、それぞれに強い個性を持つ作物が育てられています。
6メートル進むのに10分!手作業の植え付けで知る農家の苦労
今回はじゃがいも栽培の第一歩となる、種芋の植え付けを体験することになりました。指導してくださるのは、京極町で10年以上農業を営む小柳功介さん。まずは伝統的な手作業のやり方から基本を教わります。
使い慣れないくわをしっかり握り、畑の柔らかい土に深さ5〜10cmほどの溝を注意深く掘っていきます。そこへ約30cmの間隔で種芋を置き、芋の周囲に専用の肥料を優しくまいてから、そっと土をかぶせるのが一連のステップです。ちなみに、1個の種芋からはおよそ8〜10個ものじゃがいもが収穫できるといいます。
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畑の土は驚くほどふかふかですが、毎年4月に一度畑を起こして土の通気性を良くするほか、同じ場所でじゃがいも、にんじん、とうもろこしといった性質の異なる作物を順番に育てる「輪作」を行っています。土の栄養バランスを最適に保ち、おいしい作物を育てるための知恵が畑の土に詰まっているのです。![イチモニ農園①YouTube用.mp4_snapshot_03.20_[2026-07-28_11.08.37].jpg](https://sodane.hokkaido.jp/photo/20260728/22ecb963d3497d8c1d62a8343154992d3c767fcb.jpg)
しかし、実際にやってみると手作業での植え付けは想像をはるかに超える重労働でした。ずっしり重い種芋の入ったカゴを持ち運びながら作業を進めるため、わずか6メートルの溝に植えるだけでも10分ほどかかってしまいます。一般的な畑の畝は1本の長さがおよそ200メートルもあるため、すべて手作業で行うには途方もない労力が必要になります。
200メートルがわずか20分!最新トラクターの驚きの威力
そこで登場するのが、現代の農家さんが普段使っている最新の植付用トラクターです。後ろに大型の農業機械を連結した頼もしいトラクターに、田口アナも特別に同乗させていただきました。
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運転席に乗り込むと、目の前には多数のモニターやコンピューターの画面が並んでおり、まるでコックピットのようです。この機械は、溝を掘る、種芋を植える、肥料を入れる、土をかぶせるという4つの工程を自動で一度に行う優れもの。手作業では気の遠くなるような作業が、機械を使うと驚くほどスピーディーかつ正確に進んでいきます。
実際に長さ200メートルの畑を植え終わるのにかかった時間は、たったの20分ほどでした。過去に別の農機具に乗った経験がある田口アナですが、ここまでの最新ハイテク機器は初めての体験。農家さんの丁寧なサポートをもらいながら畑の端での旋回作業にも挑戦し、少し苦戦しつつも無事に広い畑の植え付けを完了させました。
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収穫は9月頃!土の中で育つじゃがいもの成長が楽しみに
無事に植え付けが終わると、およそ2週間ほどで柔らかい土が盛り上がり、可愛らしい緑色の芽が出てきます。その後、7月上旬頃には白い清楚な花が畑一面に咲き誇り、地下の茎で栄養をたっぷり蓄えていく季節を迎えます。![イチモニ農園①YouTube用.mp4_snapshot_06.44_[2026-07-28_11.12.40].jpg](https://sodane.hokkaido.jp/photo/20260728/684dd3bed46ba5b10022b6c5edf666280457bb82.jpg)
今年の京極町は春の雪解けが早かったため、例年よりも少し早いタイミングでの栽培スタートとなりました。気になる収穫の時期は、秋の訪れを感じる9月中旬頃の予定です。手作業が持つ温かみと、最新技術による効率化の両方を学んだ今回の体験。秋の収穫期には一体どれほどおいしいじゃがいもに出合えるのか、今から成長が待ちきれません。
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