【札幌】金・土の週2日だけ!小窓から買う隠れ家パン屋「よしぱん」のこだわりと魅力

自然豊かな北海道札幌市。市電「中島公園通」駅から徒歩7分ほど、閑静な住宅街の奥にたたずむ可愛らしい緑色の建物をご存じでしょうか。2018年にオープンした「よしぱん」は、金曜日と土曜日の週2日しか営業していない、知る人ぞ知る人気のパン屋さんです。

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店頭のショーケースには、季節の野菜を使った惣菜パンや日替わりメニューなど、常時30種類ほどの色鮮やかなパンがズラリと並びます。しかし、お店を訪れた客は誰一人として店内に入ることができません。一体どういうことなのでしょうか。

お客さんが店内に入れない!?昔ながらのタバコ屋スタイルの対面販売

実は「よしぱん」、アパートの一室を改装して作られたお店。店内に入ることができるのは、スタッフとアパートの住人のみです。客は小さな窓から注文を行う「対面販売」のスタイルをとっています。

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店主の吉田弥生さんによると、アパートの限られたスペースに厨房を設置したため売り場のスペースが取れず、対面販売という形に行き着いたのだそう。「昔のタバコ屋さんをイメージした感じです」と笑う吉田さんですが、このスタイルこそがお客さんとの距離を縮める大きな魅力となっています。

「対面だと『これには何が入っているんですか?』といった会話が自然と生まれます」と吉田さん。訪れた常連客からも「小さなお店だからこそ話しながら買えるし親しみやすい」「教えたいけど、混むと困るから教えたくない(笑)」といった声が聞かれます。

砂糖控えめで素材の味が際立つ「あんぱん」

そんな「よしぱん」の看板メニューのひとつが「あんぱん(赤・白)」です。

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手作りのあんこは口当たりが滑らかで、上品な甘さが特徴。自身であんこを炊く理由について、吉田さんは「砂糖の量を控えることで、お豆本来の味をダイレクトに感じてもらえるから」と語ります。春には「桜あんぱん」、秋には「栗あんぱん」など、季節にあわせた限定商品も登場し、訪れる人を飽きさせません。

海洋酵母と炊いたお米で作る看板食パン「ゆめぴりか山」

パンの出来を左右する酵母にもこだわりが詰まっています。よしぱんで使われているのは、海から採取された「海洋酵母」。爽やかな香りと強い発酵力を持ち、パンをふんわりと仕上げてくれます。

この海洋酵母を使って作られる人気ナンバーワンの商品が、食パン「ゆめぴりか山」です。

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生地には米粉ではなく、実際に炊いた北海道産米「ゆめぴりか」を練り込んでいます。「白米のように毎日食べられる食パン」を目指して開発されたこのパンは、お米特有の自然な甘みともっちりとした食感が自慢。外はカリッ、中はモチッとした食感で、朝食の定番として2週間ごとに買いに来るファンもいるほどです。

脱サラから始まったパンへの情熱「日常に感動と元気を」

パン職人歴15年の吉田さんですが、かつては化粧品会社の営業職として働いていました。趣味でハマったパン作りが高じ、「自分の店を持ちたい」という夢を叶えるため脱サラを決意。33歳のときに大阪の専門学校へ渡り、1年間みっちりと基礎を学びました。

卒業後は大阪や札幌の人気店で修業を重ね、独立。現在は妹の早苗さんにも接客を手伝ってもらいながら、姉妹で仲良く店を切り盛りしています。

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「パンって高価な食べ物ではないけれど、すごくおいしいと感動したり元気になったりする。自分が作ったもので、そんな感動を届けられたら嬉しいです」

週に2日だけ開く小さな窓から手渡されるパンには、吉田さんの情熱と優しさがギュッと詰まっています。今週末は、特別な「あしたのパン」を探しに、隠れ家パン屋さんへ足を運んでみてはいかがでしょうか。

店舗情報

  • 店名:よしぱん

  • 住所:札幌市中央区南10条西9丁目 MAISON109 1F

  • 営業時間:11:00~17:00

  • 営業日:金曜日・土曜日(日曜日~木曜日は定休日)

  • アクセス:札幌市電「中島公園通」停留場から徒歩7分

  • 駐車場:あり

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この記事を書いたのは

SODANE編集部

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