【札幌】今がまさに旬!風味豊かな手打ち新そばを堪能できる注目の名店2選
2026.10.28
そばの収穫量が日本一を誇る北海道。収穫されたばかりの新鮮なそばの実を使って作られる「新そば」は、この時期ならではの豊かな風味が最大の魅力です。今回は、3日に1回は食べるほどそばが大好きな森唯菜アナウンサーが、札幌市内で絶品の新そばが味わえる注目の2店舗を取材しました。

今年5月オープン!情熱から生まれた「そば切り めい鈴」のこだわり
地下鉄南北線北18条駅の近くにある「そば切り めい鈴」は、今年5月にオープンしたばかりのお店です。店主の大崎圭司さんは、普段はどら焼き店や福祉施設などさまざまな事業を展開しています。

そば店を始めたきっかけについて、大崎さんは「年末の年越しそばなどを自分で作れたらなというのから、そば教室のほうに通い始めて、そば教室のそばのおいしさに感動して、自分で作ったそばを皆さんにも食べてほしいという思いからそばの開店に至りました」と振り返ります。
こちらのお店では、10月7日から新そばの提供を開始しました。原料には沼田産の「キタワセ」という品種の新そば粉が贅沢に使われており、袋を開けた瞬間から力強い香りが漂います。大崎さん自身も「香りがすごく強くて風味も豊かな感じになってると思います」と太鼓判を押します。
香り高い「外二」の手打ち麺!すだち香る「もりそば」の魅力
お店の看板メニューである「もりそば(手打ち)」は、そば粉10に対して小麦粉2の割合で打つ「外二(そとに)」で作られています。つなぎに道産の中力粉を使用することで、滑らかな舌触りと程よい喉越しを生み出しています。

まずはつゆをつけずにそばのみを口に運んだ森アナウンサーは、「力強い香りを感じます。噛むほどにそばの甘みというのを感じて、新そばってこんなにおいしいんだ!」と感激の声を上げました。


つゆにも特別な工夫が施されています。カツオや昆布の合わせだしに、九州しょうゆを含む4種類のしょうゆをブレンドした甘めの「かえし」を合わせており、子どもから大人まで親しみやすい優しい味わいに仕上げられています。さらに薬味として添えられた「すだち」を絞ることで、爽やかな酸味が加わり、最後まで飽きずに新そばの風味を楽しむことができます。
「蕎麦屋で一献」がテーマ!宮の沢で愛される名店「紫檀」
続いて訪れたのは、地下鉄東西線宮の沢駅の2番出口からすぐの場所にある「紫檀(したん) 手打ち蕎麦と焼鳥」です。2018年にオープンしたこちらのお店は、店主の伊藤隼史さんが生まれ育った宮の沢で構えたこだわりのそば処です。

伊藤さんは札幌市内の名店など4軒のそば店で13〜14年にわたる修行を重ねてきました。店名にある「紫檀」は、修行時代に親方が使っていたそばの「のし棒」の木材(マメ科の広葉樹)に由来しています。毎日のし棒を手にするたびに初心を思い出し、丁寧なそば打ちを心がけているそうです。

お店が掲げるコンセプトは「蕎麦屋で一献」です。伊藤さんは「そば前で飲んで締めでそばを食べるっていう感じですね」と語り、こだわりの日本酒や一品料理をゆっくり味わった後に、打ちたてのそばで締めくくる粋な楽しみ方を提案しています。
極上のコクがたまらない!絶品鴨だしと「外一」で味わう「鴨せいろ」
「紫檀」で提供されている新そばは、そば粉10に対して小麦粉1を合わせる「外一(そといち)」の手打ちそばです。そば粉本来の豊かな風味を最大限に生かしつつ、少量のつなぎを入れることで心地よいコシと滑らかな喉越しを両立させています。
伊藤さんがいち押しするメニューが「鴨せいろ」です。温かいつけ汁には、柔らかな鴨肉とともにカツオ・シイタケ・サバなどから引いた奥深いだしが溶け込んでおり、立ち上る湯気からも上質な香りが漂います。

熱々の鴨だしに新そばをくぐらせて味わった森アナウンサーは、「カモのだしと脂がよく絡んで、つゆとカモの甘さとそばの香ばしさが絶妙ですね」とその調和に感嘆していました。今回ご紹介した2店舗の新そばは、いずれも11月頃まで味わえるとのことです。香り高く風味豊かな今だけの旬の味を、ぜひ食べに出かけてみてはいかがでしょうか。
【施設・営業情報】
・そば切り めい鈴 場所:札幌市東区北20条東1丁目 営業時間:午前10時〜午後2時 / 午後4時30分〜午後8時 定休日:土曜・日曜 主なメニュー:もりそば(手打ち)730円
・紫檀 手打ち蕎麦と焼鳥 場所:札幌市西区宮の沢1条1丁目 営業時間:土・日・午前11時30分〜午後3時(L.O.午後2時30分) / 月・火・木・金・土・日・午後5時30分〜午後11時(L.O.午後10時30分)※そばが売切次第閉店 定休日:水曜 主なメニュー:鴨せいろ 1800円(※夜はハーフサイズ)
