【函館】歴史的建造物で味わう極上カフェ&未利用魚が大変身!地元食材タコスの魅力を再発見【しあわせ散歩】

函館らしい美しい坂道が続く元町エリアで、今回の「しあわせ散歩」は幕を開けました。大三坂の美しい石畳を歩く2人が見つけたのは、ずっと行きたかったカフェの看板です。そこから始まった散歩は、古い建物の魅力に触れ、地域食材を美味しく生かしたタコスを味わう、心躍る出会いにあふれた時間になりました。

![](scene:b54aaaee-a343-45e1-8aae-a08454c2dd7a:983a1f5e-d649-4439-a0ed-c8f1e4e93a0c)

大三坂に佇む大正の洋館で味わう、自分好みの「函館式ドリップ」

札幌を中心にカフェを展開する「MORIHICO.」が、道南エリアへ初めて出店したのが「MORIHICO. 函館元町」です。店が入る「大三坂ビルヂング」は大正10年に建てられた旧仁寿生命保険函館支店で、函館市の伝統的建造物にも登録されています。店内には昔ながらの重厚な扉や金庫がそのまま残り、思わず足を止めて見入ってしまうほどの趣を漂わせていました。

本編.mp4_snapshot_02.05_[2026-10-26_17.25.30].jpg

空間を楽しむ魅力は建物の歴史だけにとどまらず、店内のインテリアの細部にまで息づいています。壁のカーブに沿って作られた特注ソファや、ちゃぶ台の脚を再利用した照明など、温もりあふれる工夫が散りばめられていました。店長の田仲愛さんは、建物の写真を見て惹かれ、札幌からの移住と店長就任という大きな挑戦を決意したと語ります。

こちらのショップブレンド「函館元町ブレンド」は、豆の量と抽出する湯量を選べる「函館式ドリップ」で楽しめます。おすすめのスタンダードと、少ない湯量で凝縮させるデミタスを飲み比べると、デミタスは酸味と苦味がガツンと響きつつも、えぐみのない澄んだ旨みが広がりました。

本編.mp4_snapshot_05.37_[2026-10-26_17.28.11].jpg

本編.mp4_snapshot_05.42_[2026-10-26_17.28.12].jpg

自家製ソースが自慢の「苺サンデー」や、愛らしい「フルーツキューブサンド【いちご】」も、散歩のひとときに華を添えてくれます。

本編.mp4_snapshot_07.37_[2026-10-26_17.29.12].jpg

「函館のまちで長く皆さまに親しまれるお店になりますように」と、丁寧に短冊へ願いを込めてくれた田仲店長。歴史が息づく静かな空間は、日常を忘れて深呼吸したくなるような心地よさに満ちあふれていました。

古民家を再生したシェアショップで出合う、地元食材が主役のタコス

本編.mp4_snapshot_10.45_[2026-10-26_17.31.00].jpg

本編.mp4_snapshot_11.04_[2026-10-26_17.31.15].jpg

続いて「タコス」の文字に誘われて訪れたのは、末広町にある築117年の古民家を改修した複合施設「aremo koremo」です。函館市の伝統的建造物でもある空間の一角で営む「LR Tacos & Local dishes」は、地域で眠っていた食材に光を当てたいという熱い想いから生まれました。

運営会社「Local Revolution」の取締役である齊藤いゆさんたちの挑戦は、函館で大量に獲れて廃棄されていたマイワシの活用から始まっています。誕生した「ハコダテアンチョビ」は世界初となるマイワシのアンチョビで、崩れた身はソースへ、漬け液は魚醤のナンプラーへと余すことなく生かされていました。

本編.mp4_snapshot_12.46_[2026-10-26_17.54.06].jpg

手焼きのトルティーヤ生地にも独自の工夫があり、過剰在庫が課題となっていた脱脂粉乳と地元豆腐店の生おからが練り込まれています。しっとりとした質感と豊かなコクを備えた生地は、とうもろこしの生地と比べても全く違和感のない美味しさです。

本編.mp4_snapshot_14.11_[2026-10-26_17.33.06].jpg

具材には森町のひこま豚を使ったカルニタスや函館近海のホッケなど、道南の豊かな恵みが惜しみなく揃っていました。大豆とおからで作ったファラフェルのタコスや、サクサクのホッケを挟んだタコスを頬張れば、フレッシュな自家製サルサの酸味と素材の旨みが口いっぱいに広がります。

本編.mp4_snapshot_15.22_[2026-10-26_17.33.46].jpg

本編.mp4_snapshot_16.39_[2026-10-26_17.34.36].jpg

「地域に愛ある革命を」と綴った齊藤さんと、「タコスフェスを函館で開催したい」と笑顔を見せるスタッフの見上綾さん。2人は託された大切な短冊を胸に抱き、散歩の締めくくりとなる「船魂神社」へと足を進めました。

北海道最古の船魂神社へ!街と人の温もりに触れる締めくくり

北海道最古とされる船魂神社の鳥居前では、番組をいつも楽しみにしている地元のお父さんから声をかけられる嬉しい出会いがありました。親しみあふれるやり取りに現場も和やかな笑顔に包まれ、地域の人々の温もりを改めて実感します。

拝殿にて2人が預かった短冊を大切に奉納し、函館の街とお店のこれからを願って静かに手を合わせました。古き良き街並みと新しい挑戦が優しく調和する函館元町は、歩くたびに人と街のぬくもりを届けてくれます。

この記事を書いたのは

SODANE編集部

SODANE編集部です。
北海道・北海道外に関わらず、楽しいことをどんどん発信!情報もお待ちしています!!