【クレープ店経営・JBさん夫妻】~バンクーバーで恋に落ちて~

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ウインクの猛アピールから始まったカナダでの出会い

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クレープの本場、フランスのブルターニュ地方出身のJBさんと、札幌出身のふみかさん。

二人が営む「JB's crêpes」は、札幌で本場の味が楽しめると大人気のお店です。
二人の出会いは今からちょうど10年前、ワーキングホリデー先として選んだカナダのバンクーバーでした。
当時、ふみかさんは現地での会話もままならない、英語力ゼロの状態で海外生活へ挑戦していました。

現地で始めたハンバーガーのキッチンカーでの仕事中に、たまたま通りかかったJBさんが一目惚れしたのがきっかけです。
JBさんは一週間のうちに何度もお店へ通い、ウインクを交えて猛アピールを続けました。
ふみかさんは大きな勘違いをしながらも、お友達からなら安心だと思い、連絡先を交換したことから二人の物語が動き出しました。

アメリカに行きたくてカナダへ!迷子から救ってくれた温かい出会い

もともと旅行が大好きだったふみかさんは、以前訪れたオーストラリアでワーキングホリデーの制度を知りました。
さらに大好きなディズニーランドがあるアメリカへたくさん遊びに行けるという理由で、カナダ行きを決めます。

しかし、現地ではスマートフォンがインターネットに繋がらず、道に迷って途方に暮れるトラブルもありました。
バスの運転手にも言葉が通じず、誰もいない見知らぬ住宅街に降ろされてしまったのです。
パニックになりながらさまよっていたふみかさんを救ってくれたのは、通りがかりのアジア系のご夫婦でした。
親身になって話を聞いてくれたご夫婦は、優しく車で目的地まで送り届けてくれたそうです。
この時にもらった温かい優しさが、その後に続く不慣れな海外生活を支える大きな原動力となりました。

映画スタジオでのケータリングから、コロナ禍を乗り越えて札幌へ

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二人はカナダでクレープビジネスを立ち上げ、お祭りや映画・ドラマの撮影スタジオなどでケータリングを行っていました。
当初は1~2年で帰国する予定だった滞在も、結果的に4年間へと延びることになります。

順調に仕事を広げていたものの、2020年に世界中で大流行した新型コロナウイルスによって、全てのイベントや撮影が急遽中止されました。
当時、現地で子供が生まれたばかりだった二人は、これからどう生きていくかという大きな選択を迫られました。

ライバルが多いフランスを避け、ふみかさんの地元である札幌へ移住して自分たちの店を持つことを選びます。
生まれたばかりの赤ちゃんを抱え、ビザ更新のためにアメリカとの国境へ車を走らせたことも今では大切な思い出です。


数々の予期せぬハプニングを二人で乗り越えてきたからこそ、今の温かいお店と美味しいクレープがあるのです。

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(後半に続く)

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この記事を書いたのは

田口彩夏(HTBアナウンサー)

「イチモニ!」「おにぎりあたためますか」「錦鯉が行く!のりのり散歩」を担当。

”その道の人生をのぞく”をテーマに、個性豊かな方々が歩んできた人生の裏側や本音を深掘り中!Podcast番組「ねぇ...その道の人生、のぞいていい?」を立ち上げ、聞き手として番組を運営しています。
※Spotify, Apple Podcasts, Amazon Music, HTB公式YouTubeチャンネルでお聴きいただけます。

学生時代は、スイーツバキュームというあだ名がつくほどの甘党。
「イチモニ!スイーツ部」の部長。

中学時代「全国中学生創造ものづくり教育フェア」で特許庁長官賞(全国1位)になったことがあり、ものづくりが好き。「イチモニ!工作部」の部長として、秋の大感謝祭などで子供向けの工作教室を開催しています。

趣味は、旅行・キャンプ・英会話・アイドルの推し活

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