【クレープ店経営・JBさん夫妻】本場フランスの味を札幌で!夫妻が語る夢と二人三脚の歩み
2026.07.31

北海道でその道を極める人や活躍する人の人生に迫るトーク番組「ねぇ…その道の人生、のぞいていい?」
後半の今回は、本格的なクレープとガレットが評判を集める「JB's Crepes」から、JB(ジェイビー)さんとふみかさんご夫婦にお越しいただきました。カナダでの出会いから札幌への移住、キッチンカーでのスタートを経て実店舗を構えるまでの秘話や、仲良くビジネスを続けるコツを紐解きます。
店舗よりキッチンカーから!札幌でスタートした理由

カナダのバンクーバーから日本へ帰国したおふたりが、最初に選んだ手法は店舗ではなくキッチンカーによる移動販売でした。日本に帰国したばかりで信用実績がない状態では、賃貸物件を借りるハードルがあまりにも高かったためです。カナダ滞在中から札幌市役所へメールで何度も問い合わせを重ね、慎重に開業の準備を進めていました。
当初は屋台での営業も検討したものの札幌市では許可が下りず、フードトラックの道へ進むことが決定したそうです。車両選びでは軽トラックも検討されましたが、背の高いJBさんには狭すぎたため、作業のしやすい大きめのバンを購入しました。
寒さとの戦いにDIYのリフォーム!実店舗オープンまでの舞台裏
生地を香ばしく焼き上げる鉄板は、フランスから船便のコンテナで札幌へ届いたこだわりの調理機材です。しかし冬の北海道ならではの問題として、氷点下の寒さにより車のアクセルワイヤーが凍結するトラブルに襲われました。事故の危険を避けるために冬場の移動販売は控え、実店舗の開店へ大きく舵を切ることとなります。
2024年2月にオープンした実店舗は、キッチンカーと同じ綺麗な水色を基調とした可愛らしい雰囲気が魅力です。お店のリフォームやペンキ塗りもおふたりで丁寧に行い、手作りの温もりが広がる素敵な空間を作り上げました。
夫婦でありビジネスパートナー!円満の秘訣は思いやり

仕事でもプライベートでもほぼ24時間一緒に過ごすおふたりは、日々小さな喧嘩を重ねながらも最高のチームとして助け合っています。情熱的で周囲の感情を繊細に受け止めやすいJBさんを、ふみかさんが寄り添うように優しく支えていました。
接客では初対面で少し緊張気味なお客さまに対しても、笑顔で明るく声をかけて壁を取り払う工夫を凝らしています。一口食べた瞬間に表情が柔らかくなり、美味しい笑顔がこぼれる場面に出会えることが一番の喜びだと語ります。
本場ブルターニュの味を札幌で!クレープが繋ぐ笑顔の輪


生地に使用するそば粉の厳選には苦労を重ね、本場フランス・ブルターニュ地方の伝統的な味を見事に再現しました。お店を訪れるフランス出身のお客さまや現地を旅した日本人からも、「本場と全く同じ味わいでおいしい」と絶賛の声が届いています。
将来はさらに人通りが多い賑やかなエリアへ新しい店舗を出しつつ、キッチンカーとの2体制で営業の幅を広げたいという夢を持っています。
新しい挑戦へ一歩踏み出したい人へ向けて、JBさんは「自分を信じて(Trust yourself)」という温かい言葉を送ってくれました。ぜひ皆さんも一度お店へ足を運んでいただき、本場の美味しいクレープと温かい空間を楽しんでみてください。
