シャインマスカットの新ブランドLa・La・shine

#食

日本最北端のシャインマスカット

2020年10月
仁木町にシャインマスカット「La・La・shine(ラ・ラ・シャイン)」が誕生したのをご存じでしょうか。
2年前の2018年から出荷できるようになり、その品質になるまで9年の月日を費やしました。
近年、パリっとした食感と種が無くまるごと食べられるシャインマスカットは、全国的に人気No.1といっても過言ではないほどの地位を築いてきました。
しかし、北海道は気候的や栽培技術的にもともと生食向けの大粒ぶどうの栽培はほとんどなく、ワインやジュース等の原料向けの品種がメインでした。
そこへ誕生したのがLa・La・shine、日本最北端のシャインマスカットです。

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「La・La・shine(ラ・ラ・シャイン)」とは

御存知の通り、シャインマスカットは種が無く、皮ごと食べる事のできる大粒の品種です。
パリっとした食感と甘さのなかにも爽やかな酸味と上品なマスカットの香りが楽しめます。
仁木町で栽培・収穫されたシャインマスカットの中で、
・糖度17度以上
・カラーチャートを使って色味の基準をクリア
上記条件を満たしたものが「La・La・shine(ラ・ラ・シャイン)」として出荷が認められます。
厳しい基準をクリアしていますので、品質・味共に外れが無く、贈答用としても自信を持ってオススメできます。

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農園の様子

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※仁木町観光協会HPより

仁木町は札幌から高速道路で75分(62km)とアクセスが良く、山に囲まれたている為、比較的温暖で上質な土と水が豊富なので果樹の栽培が盛んです。
シャインマスカットはハウスの中で大切に育てられています。
10月に吉野建シェフ(フレンチレストラン タテルヨシノ ポルトムインターナショナル北海道)をシャインマスカットの農園へご案内してきました。
迫力のある大きな房が生っているハウスの中は圧巻です。

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ラ・ラ・シャインが食べられる場所

・1房買う前に試しに食べてみたい、という方は現在、下記店舗にてカットフルーツ・飴がけで販売されています。
※入荷状況により店頭販売が無い場合がありますので、事前にお問合せをオススメします。

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<Green Pockets>
場所:新千歳空港 国内線ターミナルビル2F ゲート内
営業時間:コロナの影響により変動有、直接店舗へお問合せ下さい。
Green Pockets | 新千歳空港ターミナルビル (new-chitose-airport.jp)

・2020年度分は提供終了していますが、下記店舗でもまた来年以降お楽しみいただく事が出来ます。
※今の時期は北海道旭川 野中ファーム産いちごを使ったスイーツをお楽しみいただけます。
 入荷状況により店頭販売が無い場合がありますので、事前にお問合せをオススメします。

【食べられるお店】<ザ・ウィンザーホテル洞爺 リゾート&スパ>
祥庵 こげ津 | お問い合わせ 0570-056-510 (windsor-hotels.co.jp)

<フレンチレストラン タテルヨシノ ポルトムインターナショナル北海道>
<カフェ・スカイライブラリー>
場所:新千歳空港 国際線ターミナルビル直結
ダイニング&バー | ポルトムインターナショナル北海道【公式】 (portom.jp)

<野中ファーム>
のなかファーム | イチゴをはじめとした農作物の育成や、レストランを運営してます。 (mizunoka.jp)

一年の終わりにふさわしい

早いもので気が付けばもう年の瀬。
歴史上にも残るほど大変な一年、ご自宅で楽しむ方も多いと思います。
仁木町のシャインマスカットは貯蔵性が高く、収穫したての美味しさを保ちながら専用冷蔵庫で年末年始まで出荷することが可能です。

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大切な方と北海道産のシャインマスカットで、食卓に華を添えてみてはいかがでしょうか。

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この記事を書いたのは

森平和歌子

農業の未来研究所 フードプランナー

全国の生産者のもとへ訪問 
北海道産農産物の魅力を伝える教育にも携わっている

札幌ブライダル&ホテル観光専門学校 講師、
野口観光ホテルプロフェッショナル学院 講師

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