札幌 創成川通の信号機・・・短すぎやしないか 警察に聞いてみた 57歳、さっぽろ単身日記

初めての松葉杖生活も、部屋の中ではお助けグッズを駆使しながら何とか続けることができた。
(詳しくは前回の日記をご覧ください https://sodane.hokkaido.jp/column/202210231850002718.html

問題は外である。
自宅マンションは創成川の東側にあり、駅や職場に行くには必ず創成川通を横切らないといけない。


創成川通といえば片道4車線の車道の真ん中を創成川が流れる札幌のメインストリート。道幅は50メートルはあるだろうか。
スタスタ歩いていたいつもの横断歩道だが、いざ松葉杖で渡ろうとすると、なんと、1回では渡りきれなかったのだ。


歩行者信号が途中で点滅に変わるので、創成川の上の中央分離帯に取り残されてしまう。すぐ横をビュンビュン走る車にはさまれながら、信号が一巡するまで待たなければいけない。
なぜ、こんなに短いのか。


障害者や高齢者のことを考えなかったのだろうか。
「歩行者信号 青 時間」で検索すると、警視庁のサイトが出てきた。
そこには、「歩行者信号の青時間は、一般的には歩行速度を秒速1メートルとして道路を渡りきれるよう調整しています。歩行速度が遅い高齢者や子供が多く利用する場所については、より多くの時間を出すよう考慮しています」とある。

実際に、創成川通の横断歩道の青信号の時間を計ってみた。
平日の昼間で37秒。
これって、一般的な時間より短くないか。
道警に聞いてみた。


北海道警察本部のサイトに、信号機についての意見や要望を受け付ける「信号機BOX」というのがあった。電子メールも利用できたので、住所や名前、電話番号など必要な事項を記入して送信した。

意見の内容は、
1 創成川通りの横断歩道の青信号は時間が短すぎないか。
2 だとしたら、改善の計画はないのか。
の2点。


「電話による回答を希望されるかたは、こちらにチェックをしてください」とあるので、チェック。「メールによる回答は行っておりません」ともある。すると、翌日に交通管制センターから電話がかかってきた。

電話口の説明によると、
・創成川通の道幅は49メートル。

・歩行者信号の青時間は一般的には秒速1メートルで渡りきれるようにしている(これは警視庁と同じ)。

・さらに高齢者の利用が多ければ青信号の時間を1・3倍にする。

・その場合、創成川通の横断歩道は青時間が49秒×1・3で64秒必要になる

・創成川通の交差点は東西の車道より南北の車道(創成川通のこと)の方が交通量が多いので、青信号の時間は昼間で東西3・5、南北6・5の割合で配分している。そのため点滅信号の時間を加えると、一巡するのに200秒以上かかってしまう。

・創成川通は車の交通量が多いため、渋滞が頻発しないよう日中は120~130秒で一巡するように調整している。

・以上の理由から、結果的に横断歩道の青時間が短くなっている。

・将来、創成川通のアンダーパスが延伸されれば、横断歩道の青信号の時間も変更できるかも知れない。

ということだった。

高齢者に配慮すれば64秒必要なのに、わずか37秒とは。
う~ん、結局、車優先ってことか。


でも、こんなに青信号の時間が短かったら、横断歩道を渡っている途中で赤になる危険はないのだろうか。


それに対する交通管制センターの答えはこうだ。

・歩行者信号が赤になる前に青が点滅する

・点滅の時間は一般的に道幅の半分を渡りきれるように設定されている。

・道路交通法施行令第2条に「横断の途中で点滅した場合は、赤になる前に速やかに渡りきるか、横断をやめて引き返さなければならない」とあり、交通ルールを守れば安全に渡りきるか引き返すことができる。

・なお、横断前に点滅した場合は横断を始めてはならない(同条)。創成川通の点滅信号の時間は10秒ほどなので、中央分離帯での待避が想定されているよ
うだ。交通ルールを守れば安全との説明だが、渡りきれなかった歩行者は中央分離帯で待たなければいけない。

これって歩行者軽視ではないか。
ん?待てよ。
そもそも私が松葉杖になったのは、点滅し始めた横断歩道を急いで渡ろうとしたことが原因だった。

(詳しくは前回の日記をご覧ください https://sodane.hokkaido.jp/column/202210231850002718.html

ということは、ルールを守って横断をやめていれば、松葉杖にはならなかった?

反省。

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この記事を書いたのは

山崎 靖

新潟県十日町市出身、昭和40年生まれのサラリーマン、キャリアコンサルタント、産業カウンセラー
姫路、京都、大阪、東京、神戸、仙台、名古屋、福岡と転勤を繰り返し、2021年4月から札幌で単身赴任中
初めての北海道ライフで、色々な〝初めて〟にチャレンジしています