「週末冒険サウナ」のススメ
森の中にひっそり佇むそのサウナは…日本にいながら北欧サ旅に行った気になれる上質なアウトドアサウナだったっす!
新設されたサウナは完璧なセッティングで。
水風呂は凍結寸前キンキンの小川!
からのサ飯は「山暮らしの知恵」にこだわった逸品!
気になる場所は「札幌市南区フィンランド1丁目」!?
週末は冒険サウナ!この冬仲間とイキタイ極上アウトドアサウナの話っす。パンダ・リーっす。
「mountainman』
海外の森の中でサウナを満喫した気分になれるのは。北海道札幌市内某所の森にある『mountainman(マウンテンマン)』っす。昨年クリスマス直前にお邪魔しやした。グリーンシーズンにBIGBOSSも愛用する日本初のコンクリートサウナ『CUBERU』を体験させていただいた時以来の訪問ざんす。
どうっすか!パウダースノーが降り積もった白銀の世界…。いいっすねぇ♪場所はあえて「非公開」。オーナーいわく「札幌市南区フィンランド1丁目」(笑)。
さっぽろテレビ搭がある『大通駅』から南へ約9キロ。江戸でいえばそうっすねぇ…池袋「かるまる」から鶯谷「サウナセンター」までと同じぐらいの距離っす。地下鉄16分+タクシー5分。街なかからわずか30分弱でこ~んな別世界に到着するざんす。
(©オサナイミカ)
「mountainman」は森に囲まれたレストランっす。夏は焚火を囲んで外で食事を楽しみ。冬はほっこりロッジで温まりながら森を眺めて食事だけ楽しむのもOK。「食✖山暮らし」がコンセプトということで、小川を水風呂にしたテントサウナや裏山ではトレイルランニングやマウンテンバイクも楽しめるざんす。
(©mountainman)
「The Sau-railer」
で、今回お邪魔したのは。「The Sau-railer(ザ・サウレーラー)」というこだわりのコンテナサウナができたということでお邪魔しやした。サウナ+キャンピングトレーラーで「ザ・サウレーラー」。トレーラーなんで移動も可能。その謎の「ザ・サウレーラー」はこちらっ!
(©KO KOBAYASHI)
なんか、シャレオツっす♪傾斜のあるカクカクしたフォルムが超独特で。漆黒の天然木の質感は、薪サウナ感をグッと感じさせてくれやすね~。それではサウレーラーへ!
“Snow Sauna Land” 雪ノSAUNA
ステップを登り、入口へ。前室は着替えと身支度ができるドレッシングスペースざんす。パパっと着替えてサ室の扉を開けやす…。
お~。外壁と一緒で漆黒のシックな空間ざんす。ひな壇の左横から正面は…90度がガラス張り!外界との一体感がサイコウで「雪の中のサウナ」ちゅう感じっす。サ室のブラックと白銀のホワイトのコントラストが実にいいっすねぇ~。ひな壇2段で8人は余裕で座れやす。鎮座するのはエストニア製『HUUM』社の薪ストーブ。しっかり熱いっす♪
上段に座りやす。この日の体感は…ニコーリフレのロウリュ前のロッキーサウナに近いセッティングだったす。呼吸しやすく、熱はしっかりじわじわくるあの熱さ。ひな壇には、おや?白いハットのガチサウナーは…レジェンド芸人・モリマンのモリ夫さん!?
惜しまれながら1月16日に閉店した『センチュリオン札幌』のレディースデイの常連だったモリ夫さん。ようやくお会いできやした♪オーナーの「メアラシさん」のお友達なんすね~。お会いできて光栄っす。
(Twitter「モリマン モリ夫」から)
♪ジュジュジュジュジュジュジュジュ~
ロウリュすると、スゴイ勢いで蒸気が立ち上がりやす。サ室の温度自体はメアラシさんの話ではセッティングは75℃ぐらいだと。あ~、蒸気で熱くなる感じっすねぇ。体感は90℃はあるっす。
♪ジュジュジュジュジュジュジュジュ ジュジュジュジュジュジュジュジュ~
(Instagram『mountainman』から)
ガッツリ来やすね~~~。ストーブはスタッフの“風呂焚きング成田さん”がしっかり管理してくださっていて。HUUMの薪ストーブは電気ヒーターばりに熱さが安定していやした。
会話を楽しみ、自然を眺めて。ゆっく~り蒸されて10分強。いよいよmountainman名物の「あれ」へ!
凍結寸前! 小川の水風呂
サウレーラーから約50歩。流れが緩やかで深さもちょうどいい小川へ!豊平川に合流する「精進川」の上流なんっすね~。
では今回ご一緒したお仲間サウナーネーム「筋肉ゴルフサウナー・イチャンボー」先輩とともに川の中へダイブ!
うぉ~~~っ!キンキン!!足の先が痛いっ(笑)こ、これは体感2℃!でもめっちゃ爽快♪長~く入っていられるなぁと思っていたら実はまだほんの20秒!エクストリームな水風呂にテンション爆上がりで時間が経つのが長く感じられるとは魔訶不思議!
(©mountainman)
ちなみに最近猛烈に寒さが厳しい中。1月28日の精進川は天然のバイブラ効果もあって…なんとマイナス0.1℃!(笑)
(Instagram「mountainman」から)
で、急いで川から出て休憩スペースへ。
(©KO KOBAYASHI)
ん~、一発でぶっ飛んだざんす!マイナスイオンを大きく胸に吸い込めば、森の一部になったよな。そんな錯覚を覚えたっす。
で、うっかりサンダル履き忘れて雪の上を歩いたんで足が超冷えちまった…。あ!バスタブ*があるざんす!ちょっといただいて…あ~、足が温まる♪これもまたいいっすねぇ~。融ける~(笑)
(©KO KOBAYASHI)
*風呂はオプションっす
極上サ飯。
がっつり2時間冒険したらお腹がすきやした。ロッジのようなレストランへ。
(©オサナイ ミカ)
お待ちかねのサウナ飯はこちらっ!
いただいたのは「山男の粗挽きラムハンバーグ〜オレンジシャリアピンソース〜」 (税込3,850)。く~~~っ!超旨そうっす。いただきや~す。…サウナのあとなんで野菜本来の旨みもビシビシ脳に響きやす。ラム肉もとってもジュージー。あ~たす!『mountainman』の料理のコンセプトは「山暮らしの知恵」だそうっす。メイン料理は素材にこだわり、「発酵と免疫力」をテーマにした付け合わせを添えたワンプレート料理っす。
☆サ飯については、フードライター・オサナイミカさんの「冬ならではの食とサウナ!これはマウンテンマンにしかできないワザ」がめっちゃ丁寧なんでぜひ!
https://sapporoyard.com/story/5381/
「絶頂の時間」(筋肉ゴルフサウナー・イチャンボー」さん)
「冬のマウンテンマン こんなに身近なエクストリームサウナ 深部体温を爆上げできる ロウリュウサウナからの凍った川 整うという状態に1発で入れます サウナで自然と一つなれるひととき これぞ絶頂の時間」
「札幌の新名所っしょ!」(モリマン モリ夫さん)
「ここは札幌?と思わせるロケーションの中の激アツサウナ。天然の水風呂と季節によって顔を変える自然の中での整い。札幌の新名所っしょ!」
ロケーションがサいこうすぎる!(NAHOさん)
「スノーシューで裏山の散策をした後は楽しみにしていたサウレーラーでのサウナ!やっぱりこのロケーションサいこうすぎる!!そして本日の川は凍ってました!(笑) もうアヴァントだわ…!かろうじて水が流れているから0度ちょいですかね…外気浴からの薪風呂でととのいました…」
(Twitter「NAHO」から)
湯守インタビュー メアラシケンイチさん
『mountainman』は札幌の広告制作会社㈱エイプリル社長で。クリエイティブディレクターのメアラシケンイチ先輩が立ち上げやした。
メアラシ先輩が手掛けた作品をちらっとご紹介。パンダ・リーの親戚『YES NOパンダ』!
きゃ~!かわいいけど超COOL(笑) からの…
あら?十勝のサウナーは皆知っている『北海道ホテル』の手作りベーカリー「アンクルモールセンズ」のロゴっす!さらに…
サウナサイコウ!知床『北こぶしリゾート』のロゴも~。結構サウナ関連も手掛けていらっしゃいやす。
からの『mountainman』のサウナ、レストラン、ワンプレート料理etc…いずれも超シャレオツ。さすがアートディレクターっす。でも、形だけのシャレオツじゃ決してなくて。「山の暮らし」の魅力を伝えたいという想いがベースにあるちゅう印象ざんす。お話を聞いたっす。
ーなぜ『mountainman』でサウナを?
「ここの川を。マウンテンマンが始まったのは2021年の7月なんですけど。川をどう使おうかっていうことで。『テントサウナいいね』っていって。友達が持っていたのでやってみたら『スゴイな』と。僕あんまりサウナはそんなに好きって感じじゃなかったんですけど。アウトドアサウナを知ってから、全然別物だなと知って。まさに整うって感じが。もう、この自然の中でサイコウだなぁって。まずテントサウナから始めて。なんかアウトドアアクティビティとしてスゴイ優秀だなぁって」
(©mountainman)
―優秀っす!
「優秀っていうか秀逸じゃないですか。どこにも持っていけて。自由だし。川があるところに持って行ってサウナするって。スゴイ手軽でいいなぁって。新しいアウトドアアクティビティだなぁと思って。やったんすけど。段々エスカレートしていって(笑)サウナ好きがねぇ、集まってくるんですよ。功ちゃんもそうですけど。功ちゃんのCUBERUとの出会い*も衝撃的でしたけどね。どんどんアウトドアのサウナのコンテンツが増えてって。それで、どんどん新しい人と出会える、出会いのコンテンツでもあるなぁって。すごく、大人になって。名刺交換もしないで。なんていうか。なんていうのかな」
*詳しくは「日本初!コンクリサウナの熱力」で!
https://sodane.hokkaido.jp/column/202207180500002349.html
―裸っすよね!
「裸ですし。すぐ仲良くなれるし。それがサイコウだなと思って。どんどんのめり込んで行きますよね。で、サ旅もするようになって。お客さんとサウナの話でもう。全然上下関係もなく。上下関係はありますけど(笑)普通にね。サウナをしながら打ち合わせをするとか」
―サ旅は結構?
「あぁ行きましたね結構。それこそ『らかん』も行きましたし。静岡のほうも行きましたし。結構金沢のほうとかも行きましたし。都内とかでも行きましたね」
―それまでは全然?
「全然サウナは好きじゃなかったです」
―今回の「ザ・サウレーラー」、ヤバイっす!
「そう。それでそういうことしてると新しい友達っていうか。昔の友達が『実はこんなのがあってさ』って話を持ってきて。でなんか一緒にやんないとか置かしてくんない?って話になって。じゃぁまぁいったん、置き場所困っているっていうから『じゃあ、mountainmanに置いてみる?』って言って」
―お~~~
「ただ、でも、買うって言ってもまともにお金は払えないから。『じゃぁ一緒になんかやるってことにする?』ってなって」
ーあれはお友達との。
「そう。友達とのそのたまたまそういう。なんか作ってるっていうのは知ってたんですけど。なんかどんなものかわかんなくて。そしたら持ってきてくれて。『なんか一緒にやろう!』って。結構実験しながらですよ」
(Twitter「NAHO」から)
―料理もこだわっていやすね。旨かったっす!
「このスタイルっていうのは。一番最初にマウンテンマン作ったときからの一緒の形で。ワンプレート。石のスレートがいいんですけど。この上にこういう風にグラフィカルに並べるという」
(Instagram『mountainman』から)
メニューは『山暮らしの知恵』をふんだんに。「やっぱりサウナのあとは米だろうと思って。冬のメシは米にしました。夏はパンなんですけど。皆さん野菜が旨いっておっしゃいますね。夏になると。ご覧になりましたよね、畑」
―びっくりしたのはコンテナなのにあの形!
「そうですね。設計した方のアイディアで。インテリア的にもすごく」
―どんな風に楽しんでもらいたい感じっすか?
「今なかなか海外旅行も行けない時代だし。なんか移動がやっぱりまだまだできないから。海外旅行の疑似体験じゃないですけど。やっぱり非日常を味わってほしいですよね。なんか海外旅行に行けなくなって思うのは。海外旅行に行くと色々やっぱり知的好奇心が満たされるじゃないですか。それがないのやっぱり寂しいなと思うんですけど。でも逆に海外行かなくても近所でも。体験の仕方によっては得るものって色々あるじゃないですか。食べ物の情報でも。だからもっと身近に眼を向けてね。近くでもこういうことができるんだって思ってくれれば。考え方ひとつで」
(©mountainman)
―コンディション、完璧っす
「HUUMはいいっすよ」
―景色がいいのに断熱も
「やっぱサウナは景色とか。音とか。匂いとか。五感で楽しまないと」
「mountainman」 まるでフィンランドにいるようなサウナ体験
最大10 名様までご利用できるサウナトレーラー「The Sou-railer(ザ・サウレーラー)」。ロウリュを楽しみながら体を温めたあとは、天然の水風呂(敷地内を流れる川)やふかふかの雪へ。外気浴は焚き火を眺めながら、冬の北海道の澄んだ空気を体いっぱいに取り入れてください。
●営業日:マウンテンマンの営業日(インスタグラムの営業カレンダーをご覧ください。)
●ご利用時間:11:00-21:00 の間、お好きな2時間
●ご予約方法:予約サイトにてお願いします。
●料金:5 名様まで18,000 円(税込19,800 円)※ 6 名様以降はおひとり+3,500 円(税込3,850 円)追加。最大同時に10 名様まで利用可能。※薪の追加は1 束700 円
●その他:サウナトレーラーレンタルはお食事のお客様に限ります。(食事・ドリンク代は別途)
(©mountainman)
☆ご予約詳細は「mountainman」HPへ!
http://www.mountainman-cr.com/
☆「mountainman」Instagram
https://www.instagram.com/mountainman_sapporo/
☆格納YouTube動画:「mountainman 雪ノSAUNA」