ジャージー牛からのおすそ分け 北海道”食財”通信

グラスフェッドミルクをご存じでしょうか?

いつもお読みいただき、ありがとうございます。

北海道の旬な「食財」情報をお届けするフードプランナー森平 和歌子です。

今回は当別町のグラスフェッドミルクをご紹介します。

希少なジャージー牛                                  

「ジャージーの箱庭」は、2023年に当別町で新規就農したばかりの藤田龍太さんと里世さんご夫妻が始められた、ジャージー牛が9頭いる牧場です。

ジャージー種の牛からとれる牛乳は、乳タンパク質や乳脂肪分が高く、濃厚な味わいが特徴です。 

また、脂肪球が大きいのでバターが作りやすいです。

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グラスフェッドミルクとは                   

グラスフェッドとは、穀物ではなく牧草(grass)のみで育てる(feed)ことです。

牧草のみで育てるには、広大な土地が必要で、牛もその広大な土地を歩き回り程よい運動とストレスが溜まりづらいと言われています。

グラスフェッドミルクとは、一般的な牛乳よりもビタミン・カロテン・不飽和脂肪酸等の栄養素が多く含まれているそうです。

牛にも人間にも嬉しいことがいっぱいです。

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ジャージーの箱庭のこだわり                   

  • ノンホモ低温殺菌

搾りたての風味はそのままに消化吸収が緩やかな殺菌方法の為、バターやチーズ作りもできます。

  • 搾りたてを定期配送

年間クラブ会員になると、週2本(900ml/本)ご指定の場所へ藤田さん自ら配達して下さいます。

  • 見学大歓迎

牛のこと、育てられている環境やこだわりを知った上で希少な牛乳を飲んで欲しいので、ご希望の方は牧場見学も可能です。

9頭のジャージー牛にはこだわりの名前がついており、家族の一員として大切に育てられています。

季節ごとに訪れて、成長を見守ることもできます。

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グラスフェッドミルクの少し黄色っぽい色は、牧草をたっぷり食べているから。

濃厚で豊かな味わいなのに、後味はさっぱりしており、そのまま飲んでも、お料理に使っても美味しくお召し上がりいただけます。

店頭販売は基本的にないので、ご興味のある方は是非牧場へ問合せてみて下さい。

藤田さんご夫妻は20代、若いパワーで北海道の牛乳業界に新しい風を吹かせています。

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【お問合せ先】

 <ジャージーの箱庭>

(TEL)080-4504-3956

(E-mail) jersey.no.hakoniwa@gmail.com

(Instagram)@jersey.no.hakoniwa

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★情報★

ジャージーの箱庭さんが HTB創世ミモザマルシェに出店します。(10日のみ)

 HTB創世ミモザマルシェ 3月8日から10日@HTB本社

札幌市内のHTB本社一階 onちゃんテラスです!試飲もできるそうですのでぜひお越しください。

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この記事を書いたのは

森平和歌子

農業の未来研究所 フードプランナー

全国の生産者のもとへ訪問 
北海道産農産物の魅力を伝える教育にも携わっている

札幌ブライダル&ホテル観光専門学校 講師、
野口観光ホテルプロフェッショナル学院 講師

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