がん患者も例外ではない 災害時の支援のミスマッチ 両側乳がんになりました236

https://sodane.hokkaido.jp/column/202403211930004321.html

がん患者と防災のお話・・・いざというときのものだけれども、いざは通常のときでも困りごととしてあるものが余計に際立つものだ。


抗がん剤の副作用で髪の毛が抜けられてまだウィック着用している女性がいるとする。ここで被災すると・・・

ウィッグをどこで外すか問題が出てくる。周りにお話しされていない場合も想定すると、相当の苦痛だ。

私もそうだが、胸などに傷があるから着替えのも大変だ、ということもある。

そんな時に役立つのは、ちょっとした個室空間。シェードがあってその中でウィッグを少し置いて、外して、自分がプライベートを保てる時間がそこにあると断然違う。

これはウィッグの方だけではなくて、非常に大事で、人に見られないための配慮というのがものすごくやっぱり大事になってくるのではないかと思う。

避難所ではずっと全員で暮らしている、匂いがダメな方はいる、そのダメなにおいは人それぞれ。

副作用とかも含めて妊娠中とかの方もそうかもしれないけれども匂いが苦しいとなるとやはりちょっと人と離れたところにいたいとなる。

なんでそこに1人で自分でいつもいるんだみたいなことになってしまうわけだ。何も説明してないからだけれども。

周りの方にも分かってほしいんだけど、話すこともイヤだったりもする。

そういうときは、何か理由がある。 その理由をおもんぱかって助けてあげる気持ちっていうものも必要なのではないかと思う。

声はかけなくても、ああ、配慮が必要なんだろうな、と。でも配慮が排除になってはいけないので、誰かはそれをわかっている必要もある。


そのためにはやっぱり病気を患った方もそうですけどそうでない人も理解を、ちゃんと知識として覚えておかないといけないのではないか。

なんであの人、あそこに1人で、とか、あの人なんか何も手伝わないで・・・。そういう言葉が生まれないための知識って必要だ。


いろんな方がやっぱり避難されてきていて、いろんな方がそういった思いをされていて、みんな等しくその被害にはあってしまっているわけで。日常生活よりもやはり大変な思いがあるがゆえに、その人、その方のための何かしらの配慮をしていくっていうことは別に差別とか優遇ではない。

むしろそれこそが公平性だと思いますよね。やはり困ってる方のところにちょっと手を差しのべてあげる。

防災士の森さやかアナウンサーからはこんな注意もあった。

『避難生活で気をつけることなんですけれどもやっぱり免疫力が下がっている状態なので感染症の注意が必要だったりマスクだったり手洗い、消毒っていうことが大事です。

お口のケアが大事なんです。先日も、朝日新聞で能登半島に取材に行かれた方が言ってたのは入れ歯の洗浄剤がないって言って。

それがないと高齢者の方がお口の中を綺麗に保てない。入れ歯をとめるジェルみたいなのもありますよね。ああいうものもないとご飯が避難所で食べられないっていうことも悩みに上がったっていうのがありました。』

これは高齢者の方だけじゃない。口の健康・衛生は大事だ。


森アナ『結構ドラッグストアで指にはめてペーパーで磨ける指はみがきを売っているのですが、私もこれ必ず防災リュックの中にには入れています。こういうものも用意しておくと水が使えないとかっていう時にも役立つ。結局お口が健康だと、食べるとかそういうところで病気の予防にもなりますものね。

水歯磨きってすごく大事で、ゆすぐ水の量が少なくて済むじゃないですか。歯磨きってしたいんですけど、歯磨きすると大量にお水使うことになる。

それよりはもうここは仕方がないからちょっと歯みがきできないけど、口をゆすぐっていうだけでもあの衛生的に保てるっていうことが非常に大事なんです』

お口の中ってやっぱりすっきりする。すっきりすると、気分も少し良くなるんだとか。

そういったことも含めてやっぱそういうメリハリを大事で、なかなか体のお風呂に入るところまで日数がかかる。

ものすごく大変なことだから本当にお口の中のケアっていうのを非常に大事にしてほしいなと思う。

なかなか頼るの難しかったりする。

私はここまではできるんですけど実際はこれができないのでお願いします。そこに理由を言う必要とか全くないのでこれはできるけどこれはできないのでお手伝いくださいっていうことで助けを求めるっていうことも非常に大事なのかなと思う。

日本人って頼るのが苦手ってよく言いますよね。私も苦手だった。結構、頑張っちゃうタイプなんだけどでもこういう時だからこそやっぱりどこまでができてどこまでをお願いしたいっていうのをちゃんと明確に伝えるっていう努力も必要。

なかなかやっぱり人っておもんぱかることが難しい。この人こういうことがいいのかなって思っておせっかいするんですけど、いいおせっかいもあるんだけどおせっかいになってこれは必要じゃなかった、実はこっち側が必要だったっていう風に、支援のミスマッチって絶対ある。

物が欲しい、生理用品足りなくなりました、言った瞬間にドンと生理用品が送られてきても、今来ても違うよみたいな。

だったら違うものくれた方が良かったんじゃないかとかいうこともある。

今、世の中は正確な情報は取りに行かないとない。自分が待ってると間違った情報ばっかり来ちゃう場合が多い。

そうしたものに惑わされず、やっぱり自分がきちんと信じる情報を得て、安心をして日々の生活を一歩一歩やっていくってことがやっぱり大事かなという風に思うのだ。

困り事がどんどんこう細分化されている、

だけれども1つのすごい困り事を解決すると実はものすごいたくさんの人が恩恵を受けることもたくさんある。

なので目の前の課題があってこれ困ったなと思ったらまず口に出して困ってますと言うこと。

その解決策があった末にそれが他の人の解決策にも絶対繋がっていくはずだから困ってることを抱え込まず、困ってる時には誰かにすいません助けてくださいって
言っていい。それは恥ずかしいことじゃないし、その方がより早く解決策にたどり着いて自分の気持ちも早く元に戻っていく可能性が高い。

これは災害に限ったことでもない。

がんとともに、、、。

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この記事を書いたのは

阿久津友紀

乳がん患者さんが治療中に被災したら? 『防災の心がまえ』をもとに『女性の病と防災』を考える おっぱい2つとってみた作者とHTB森アナウンサーが本音トーク 
https://youtu.be/AO8Xzebt0Ys

『おっぱい2つとってみた がんと生きる、働く、伝える(北海道新聞社刊)10月6日発売

おっぱい2つとってみた がんと生きる、働く、伝える

「LINE特集 「失われる自分らしさ」。乳がんになった私たちの3年間。例え、心が折れそうでも…」
https://news.line.me/detail/oa-htbnews/bt2o2l9r6cfc

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ピンクリボントーク【ホルモン治療の副作用と簡単ヨガ】 
https://youtu.be/gOOiLPH-n2I

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https://youtu.be/3qVd1xXFvaU

ピンクリボントーク 患者と家族と社会 ~生きてくのに必要なコト~
アーカイブ配信:無料
https://youtu.be/PS4eJMy4GcY

第4弾の”がん患者さんとココロ” 北海道の斗南病院の精神科長で登録精神腫瘍医の上村先生に伺いました。アーカイブは
https://youtu.be/D-j4RrGSgkw

これまでの動画は・・・
【乳がん】おっぱい2つとってみた

HTBノンフィクション おっぱい2つとってみた
【2020年日本民間放送連盟賞 番組部門 テレビ報道番組優秀賞受賞】
【2020年ギャラクシー賞 奨励賞】

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テレメンタリー2020『おっぱい2つとってみた~46歳両側乳がん~』年間最優秀賞 
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https://sciencefestival.jp/event/breast-cancer/

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