五感で楽しむショーアウフグース! ACJアウフグース・チャンピオンシップ・ジャパン2025「北海道予選」アウフグースえもん熱烈レポート! 北海道のサウナ野郎パンダ・リー「ととのえ道場」[252]

五感で楽しむ !「ショーアウフグース」とは?

ショーアウフグース*”の日本一を決める「ACJアウフグース・チャンピオンシップ・ジャパン2025」本選が、来月2025年6月4日(水)~7日(土)に神奈川県横浜市「スカイスパYOKOHAMA」でいよいよ開催!世界選手権への出場権を懸けて、アウフグースマスター達がその実力を競いあう“熱と香りの祭典”です。

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(X「Aufguss Championship Japan」から)

*音楽、照明、衣装、小道具などを用いたエンターテイメント性の高いアウフグース。ストーリー性やパフォーマンス要素を取り入れ、五感で楽しむことができる。 

本選出場者を決める「地区予選」は2025年4月に全国5カ所でそれぞれ行われました。きょうの「ととのえ道場」はACJ日本選手権直前企画!北海道岩見沢市「岩見沢温泉 ほのか」で行われた北海道予選の模様を、北海道にアウフグースの風を吹かせる“北のアウフグースの父”!GKSサウナビレッジ社長で自身もアウフグースマスター「アウフグースえもん」パイセンが熱烈実況レポート!

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「ショーアウフグース」はストロング熱波やアウフグースとは一体何が違うのか?その魅力をえもん先輩が熱く貴女に語ります♪

「ACJ北海道予選」熱烈実況! by アウフグースえもん

危ぶまれた北海道予選

ACJ北海道予選レポート!4/4〜4/5の2日間、「岩見沢温泉ほのか」の岩盤浴「龍蒸洞」(りゅうじゅどう)を舞台に行われた「ACJ2025北海道予選大会」。シングル8組チーム4組、動画審査を通過した計12組がチャレンジしてくれました。

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(Facebook「Aufguss Championship Japan」から)

昨年、初めて「ガトーキングダム札幌」で開催された北海道予選ですが、本年より会場条件に<観客50人以上収容可能のロウリュ可能な男女で入れるサウナ室>という条件が提示された為、ガトキンサウナ室は定員数で対象施設から外れてしまいました。Xの公式ページで会場募集をしましたが締切期限前日の11/9時点での北海道からのエントリーは無く、今年のACJ北海道予選は開催無しとなるところでした…。

岩見沢温泉ほのか「龍蒸洞」

しかし、せっかく北海道にアウフグースという風が吹きはじめ、アウフグースマスターを目指す人達も増えはじめた中、北海道予選開催無しでは北海道サウナ界の成長が萎んでしまうのではと危惧して、11/9の夜にえもんがほのかグループの高橋社長に直接連絡させていただきACJ北海道予選会場の誘致をお願いしました。高橋社長からは前向きな回答を頂き締切最終日に運営事務局にエントリー申請、今年の北海道予選大会が実現へと進みました。

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(Facebook「Aufguss Championship Japan」から)

会場となった「岩見沢温泉ほのか」の岩盤浴「龍蒸洞」は中央奥にHARVIA製のサウナストーブ「CILINDRO」が3機縦に並んで設置され、まるでタイタニック号をも想像させるダイナミックな造り。部屋の左右に二の字2段のベンチが設置されて本大会での最高入場者数は「りゅーきとこーた」のチーム演目で67名!北海道内でもずば抜けた収容人数を誇るサウナ室です。

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(「岩見沢温泉 ほのか」から)

Day.1 第1部

観戦チケットは事前抽選発売日と同時に売り切れてしまい、今年もチケット争奪戦の北海道大会。盛り上がっております。トップバッターを飾ったのは岩見沢温泉ほのか所属の「闘魂の熱波師 玉ちゃん」。自らプロジェクターを持ち込み画像を使った演出で盛り上げてくれました。

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(Facebook「Aufguss Championship Japan」から)

2番手は去年に引き続きチャレンジしてくれた中島あまみ(芦別温泉スターライト&おふろcafe星遊館)と石森うサぎ(キトウシの森きとろん)の「フロントメモリーズ」によるチーム演目、社長令嬢とレディース総長の友情ストーリーで涙する人続出。

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(Facebook「Aufguss Championship Japan」から)

3番手も去年に引き続きチャレンジしてくれた「モンスーン赤野(おけと勝山温泉ゆぅゆ)」のシングル演目、産まれた姿は老人で歳をとるごとに若返っていく映画「ベンジャミンバトン」を題材にしたサウナ室で表現するには難しいストーリーを見事に演じてくれました。

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(Facebook「Aufguss Championship Japan」から)

3組が終わったところでエキシビジョン、なんと今回はサ道の原作者でサウナ大使のタナカカツキ先生の提案により、次世代の若いアウフグースマスターにスポットを当てようという企画で、中島あまみさんの息子の「エンデバー中島(中島優真)」15歳、新高校1年生によるショーアウフグース「孫悟空」の演目。孫悟空が見事に牛魔王を倒し村に平和が戻るというストーリー。観客の中にはタナカカツキ先生や濡れ頭巾ちゃんの姿も!15歳とは思えないタオルウェービングで会場大盛り上がり。

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(Facebook「Aufguss Championship Japan」から)

ここで1日目1部終了、1時間の休憩タイムに入る。ほのかのレストランは戦いを終えたアウフグースマスターやお客さんで盛り上がり、タナカカツキ先生や濡れ頭巾ちゃんとお客さんの交流で記念写真を撮ったり和気藹々の雰囲気。

Day.1 第2部

2部の最初は茨城から参戦の「ぱにゃん(SPA&ごはん ゆるうむ)」の演目、施設フルサポートで挑んだ今回、タオルウェービングもさることながら小道具や衣装も本格的!またアロマやお香、インフュージョン(煮出し)の香りがとても良かった。

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(Facebook「Aufguss Championship Japan」から)

続いて白樺タケル佐々木理恵コンビの「チルホリ(ガーデンズリゾートときわ)」のチーム演目、今大会唯一のノンバーバル(言葉を使わない)演目、喋らずに演目を伝え表現する演技力が素晴らしい。佐々木理恵さんの考案の演目だそうです!

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(Facebook「Aufguss Championship Japan」から)

ラストは「りゅーきイケダ(シャトレーゼガトーキングダムサッポロ)」のシングル演目「ザ・メテオマン」。ヒーロー俳優が記憶喪失になり自分を本物のヒーローと勘違いしてしまうコメディ演目、流石は我らがりゅーき、見事なタオルウェービングで会場大盛り上がり。

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(Facebook「Aufguss Championship Japan」から)

2部のエキシビジョンはアウフグースレジェンドと呼ばれる国際審査員パン氏によるアウフグース、BGM無しのバケツいっぱいのクラッシュアイスを使用したクラシカルアウフグース、20分程かけて室内を徐々に熱々に仕上げた。以上1日目のレポート。

Day.2 第1部


2日目スタート、10時には岩見沢ほのか入館に長蛇の列、2日目も大盛況。ファーストバッターは「エスエイト純(ニュー銀座サウナ)」、昨年に続き2度目のチャレンジ。茶と花をテーマにした演目、お手製の獅子おどしからロウリュするギミックが大成功。高身長の体から繰り出されるダイナミックなタオルウェービングは見応えがあり素晴らしい。

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(Facebook「Aufguss Championship Japan」から)

2組目は今回初チャレンジの3人、サウ兄(月見湯)・ショウタイム加藤(SPA&SAUNAオスパー)・T igerヤマ(SPA&SAUNAオスパー)によるチーム「crayon…」。演目は地元客に愛される街のレストランがSNSでバズって調子に乗ってしまうが…ところどころに笑いがあり楽しい演目。3人でタオルの動きを合わせるシンクロを一生懸命にチャレンジする姿は札幌と旭川と遠距離の中、頑張って練習した感がしっかりと見えてとても良かった。また会場内がとても盛り上がりお客さんも楽しそうだった演目。

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(Facebook「Aufguss Championship Japan」から)

続いて「石森うサぎ(キトウシの森きとろん)」によるシングル演目。カフェを舞台に働く女性の物語。コーヒー豆やインフュージョン(お茶などの煮出し)や蒸留水を巧みに使用した香りに凝った内容で観客の満足度を上げる。うサぎさんの使用した蒸留水は国際的には「ハイドロゾル」(芳香蒸留水)というそうです。

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(Facebook「Aufguss Championship Japan」から)

3組終わったところでエキシビジョン。昨日と同じく「エンデバー中島(中島優真)」。昨日一度経験したからか緊張が解けてのびのびと演技する優真、昨日以上に盛り上がる。

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(Facebook「Aufguss Championship Japan」から)

1部と2部の間の休憩時間はACJ公式グッズにカツキ先生がイラスト付きのサインを書いてくれるということでサイン待ちの長蛇の列、ひとりひとりに優しく丁寧に接してくださるカツキ先生。

二日目 第2部

2部の最初は「Kevin(ていね温泉ほのか)」のシングル演目、勉強ばかり強要する父と武道を極めたい息子の物語。月見湯でバイト熱波からはじまり、タオルを振りたくて東京の大学に進学し見事なアウフグース技術を身につけて北海道に戻ってきたKevin、彼の体験した日々が演目に生きる形となった演目でした。Kevinは見事に北海道を代表するアウフグースマスターになって戻ってきました。

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(Facebook「Aufguss Championship Japan」から)

続いては、GKSサウナビレッジから「りゅーきとこーた(モンスーン赤野)」のチーム演目、北見在住のモンスーンが毎週5時間かけてガトキンに通って練習した自信作、ただタオルをシンクロさせるだけで無く、蒸気の流れを考えたタオルの振り方、15分間のヒートの上げ方、演技の立ち位置などこだわりにこだわった練習をしてきました。後半のサウナストーブ越えの同時タオルパスが見せ所、バッチリ決まりました!

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(Facebook「Aufguss Championship Japan」から)

大トリは「中島あまみ(芦別温泉スターライト&おふろcafe星遊館)」のシングル演目、若返りを望む老婆が魔法の薬で若返るが、その姿を家族や大切な人に受け入れてもらえず、若さよりも当たり前の日常を過ごす幸せを再確認するという演目、あまみさんの演技力と安定のタオルウェービングで大トリにふさわしい演目でした。

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ラストにパンさんエキシビジョンを体験してからの表彰式。まずは今大会を開催するにあたり、会場提供をしてくださった岩見沢温泉ほのかさんに感謝状を進呈。

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(Facebook「Aufguss Championship Japan」から)

サウナスパ協会の会長サウナセンター社長の吉田秀雄氏よりお言葉をいただき、いよいよ結果発表。

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(Facebook「Aufguss Championship Japan」から)

団体2位 「チルホリ」
個人2位 「ぱにゃん」


団体1位 「りゅーきとこーた」
個人1位 「りゅーきイケダ」

残念ながら北海道勢で表彰台を埋めることは出来なかったがなかなかの接戦だったと思われる。りゅーきはシングル&チームのダブル優勝、日本決勝へ駒を進めた。

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(Facebook「Aufguss Championship Japan」から)

アウフグースの風を北海道に!

思い返せば、2022年日本で初めてアウフグースの大会ACJがスカイスパYOKOHAMAで開催され、2023年北海道予選を望むが北海道に参加出来るレベルの選手が数えるほどしかいないとの事で開催に至らず、2024年初めて北海道予選が1日だけだがガトキンにて開催、2025年開催会場が見つからず不開催になりそうなところ、なんとか岩見沢温泉ほのかさんのご協力で2日間の開催を実現。それだけ北海道にアウフグースが広まりアウフグースマスターが増えたという事がとても嬉しく、胸が熱くなる表彰式でした。

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(Facebook「Aufguss Championship Japan」から)

今後も北海道サウナが盛り上がり、たくさんの良い施設が増えていくよう、アウフグースが少しでも北海道サウナ界に貢献出来るように頑張っていきたいと思えた2日間でした。

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(Facebook「Aufguss Championship Japan」から)

「そろそろ優勝したいですわっ!」

これで日本選手権挑戦は通算4回目!世界大会3位の実力者「りゅーきイケダ」師(ガトーキングダム札幌、GKSサウナビレッジ村長/アウフグースチーム素面)のコメントです。

ACJは、各地のさまざまなアウフグースマスターの方々と交流し、良いものを共有し合いながら、共に向上していくことができる貴重な機会だと考えています。今回の大会でも多くのことを学び、さらに成長して北海道に戻りたいと思います。

第一回大会から継続して参加しており、今回で四回目の挑戦となります。そろそろ優勝もしたいですわっ!

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☆「Aufguss Championship Japan」HP  https://aufguss.jp/

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(X「Aufguss Championship Japan」から)

SAUNANEWS 帯広「やよい乃湯」に「第4のサウナ」が誕生!

北海道十勝最大級のスーパー銭湯「やよい乃湯」の進化が止まりません。2025年4月19日、「第4のサウナ」が爆誕しました。やよい乃湯では23年春、洞窟風呂がある「岩屋」にフィンランド式サウナを導入。7分毎に発動するオートロウリュの蒸気で一躍人気となりました。

あれから約2年ー。「第4のサウナ」が誕生したのは「木屋乃湯」。2つあるサウナの内、ドライサウナを大刷新。てっきり遠赤ヒーターにロウリュ対応ヒーターを追加程度のマイナーチェンジかと思いきや、全く新しいフィンランド式サウナになっていたのでビックリ!!浅野社長の心意気と、「第4のサウナ」の心地よいのにアチアチな体感に胸アツになりました。

では、全国の人気サウナ100か所以上サ察した浅野社長が手がけた「第4のサウナ」は一体どんなサウナなのか?!今ご紹介できるのは…この画像だけ!!

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ヒーターはHARVIA「VIRTA PRO」であることだけはわかります(笑)

浅野社長曰く

お客様が写真などで先入観を 持たずに来店してもらいたいと考えております。

実はまだ装飾など未完成なのと実際に足を運んでみてもらい口コミなどから
新サウナを判断してもらいたいので写真はしばらく載せないでいこうと
考えておりました。

ということで、パンダ・リーもここでは多くは語らず。一つだけお伝えすると…あすから始まる「大相撲夏場所」はここで汗かきながら観たい!!「湯屋カレンダー」を見ると男は…取組8日目以降っすね(笑)

☆全貌公開までは「十勝最大級の銭湯がロウリュ導入!北海道十勝帯広『天然温泉 やよい乃湯』」をお楽しみあれ♪

https://sodane.hokkaido.jp/column/202408310500004711.html

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この記事を書いたのは

パンダ・リー(サウナ野郎っす)

No Sauna, No Life! “ととのう”話だけをお話するっす。趣味は極真空手、旅、そしてサウナ。サウナ情報&ご感想はTwitterで「パンダ・リー」まで!https://twitter.com/matsu08130896

本業はHTB帯広ブランチ・釧路ブランチの代表っす。21年5月から“サ国”とかちの首都・帯広へ。「営業」としてTV広告、番組企画等で企業様・自治体様の魅力プロモーションをお手伝い。「ライター」としてこちらの『SODANE』でサウナを中心に、農業、面白い人あ~んどホットな話題を発信中ざんす。