超人気グルメ!スープカレー!らっきょオーナーと考える 「カレーでできること」 北海道食”財”通信

いつもお読みいただき、ありがとうございます。

北海道の旬な「食財」情報をお届けするフードプランナー森平 和歌子です。本年もどうぞ宜しくお願い致します。

今年最初のお話しは札幌の名物グルメ「スープカレー」のお話し。中でも(北海道のみなさんならご存じ)スープカレーの匠のCMでおなじみの札幌らっきょのお話し、です。

札幌発祥のスープカレー

道民なら一度は食べたことがあるであろうスープカレーですが、本州出身の私は北海道へ来て初めて食べました。

普通のカレーと違う点を3つあげると

・出汁をとる

・ごはんとカレーが別盛

・カレーがスープのようにさらさらとしている

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食べ応えのある具材がトッピングされており、カレールーをごはんにかけて食べるのではなく、ごはんをスープ状のカレーに浸して食べます。

全国的にはスープカレーは「北海道発祥」と紹介されることが多いですが、北海道のなかでも正確には「札幌」が発祥と言われており、1970年代に喫茶店「アジャンタ」さんが提供されていた薬膳カレーが口コミで広がったことが始まりと言われています。

通常のカレーでは具材を一緒にルーと煮込みますが、スープカレーは別々に調理し、最後にトッピングをするため、1つ1つの食材の味や食感をスパイスが効いたカレースープと共に楽しむことができます。

トッピングの具材は骨付きチキンレッグや、豚の角煮、にんじん、ブロッコリー、ピーマン、ナス、キノコ類など、季節によって牡蠣や以外に人気があるのが納豆など!

どれも北海道でとれる旬の食材で、スパイスが効いたスープが身体を芯から温めてくれます。

札幌らっきょのオーナー・井手氏いわく、スープカレーは出汁がベースなのでどんな食材とも相性が良いそうで、彼のお店では、毎年12月限定メニュー

「ごぼうかき揚げとキノコのスープカレー蕎麦」が大人気!ごはんだけではなく蕎麦との相性も抜群!

北海道の旬がギュっと詰まっており、月替わりスープカレーがあるので、いつ訪れても楽しめるのが魅力です。

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この井手氏がなんと北海道観光大使に就任!記念したイベントも行われます。

「食」×「観光」×「北海道」

をテーマに開催されます。

スープカレーが好きな方だけではなく、初めての方も、これを機に是非その魅力を知っていただけたら嬉しいです。

井手 剛氏ってどんな人? 

SPICE GO GO代表 札幌市生まれ。

北海道ご当地カレーエリアネットワーク会長、一般社団法人日本スープカレー協会専務理事。

ホテルマンを経て、1996年に 29歳で「札幌らっきょ」開業されました。

スープカレーを北海道のおふくろの味になることを目指して料理教室開催などの活動を20年以上続けており、その受講者は10,000人以上となっています。
地域の特産品でのレシピや商品開発、子どもたちへの食育、給食メニューの開発、講演活動、規格外野菜も使ったメニュー開発なども行い、常に北海道の食に向き合い続けています。

昨今ではアメリカやタイなどでもポップアップを行い、北海道のソウルフードを世界にも発信しています。

井手さんとお話をされるのは各分野でご活躍の方々ばかり!

<鼎談者>三部 英二氏

札幌農業と歩む会会長 札幌市生まれ。

昭和54年より札幌市に勤務し、平成9年農務部農産振興係長、18年農政部農産担当課長、22年農政部長就任(札幌市農業委員会事務局長兼任)されました。
平成28年に札幌市を退職し「札幌農業と歩む会」会長就任。

令和2年同会で「こんな近くに!札幌農業」(共同文化社)を刊行するなど、札幌の農業の歴史の立役者です。

<鼎談者>南 智子氏

第一滝本館代表取締役社長 登別市生まれ。

札幌南高校を経て、93年国際基督教大学大学院修了。

コンサルティング会社で勤めた後、97年第一滝本館入社し、取締役総支配人を務め、2005年に一度退社。 不動産会社等で勤務後、13年10月に再度入社し、初代滝本金蔵から数えて8代目の代表取締役社長に就任。

現在、登別を滞在型で楽しめる観光地へ進化させる取組を行っています。

<モデレーター>深江 園子氏

office YT 札幌生まれ函館育ち。

地域の価値を発信するライター。

食の総合出版社・柴田書店編集部を経て、産地~レストランを中心に取材。北海道「食のサポーター」として取材先からの絶大な信頼を得ています。ラジオ「ほっかいどう食文化研究室」(2022年)では食関連業のプロと対談(YouTubeアーカイブあり)。

料理人が郷里に貢献する「世界料理学会in HAKODATE」の運営は10年以上です。

 

各分野の第一線で活躍する方々より、モデレーターの深江氏がその魅力や普段聞けないようなことも引き出してくれるはずなので、お楽しみに!

イベント名:「カレーでできること~北海道観光振興と食の魅力~」

     時:2023年1月27日(金)18時から
     所:EZOHUB ヒグマホール
参  加  費:一般2,000円 学生1,000円

 

井手剛氏の講演・鼎談後、こだわりの道産食材を使ったカレーをお楽しみいただける盛り沢山な内容となっています。

私も当日までイベント運営をお手伝いしております。

詳しくはパンフレット・お申込サイトをご覧下さい。

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【お問合せ先】

 <らっきょ大サーカス>

(TEL)011-866-5155 (E-mail) spicegogo.takaishi@gmail.com

(ホームページ) https://spicegogo.com/

(申込サイト)https://peatix.com/event/3453216/view

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この記事を書いたのは

森平和歌子

農業の未来研究所 フードプランナー

全国の生産者のもとへ訪問 
北海道産農産物の魅力を伝える教育にも携わっている

札幌ブライダル&ホテル観光専門学校 講師、
野口観光ホテルプロフェッショナル学院 講師

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