「函館で人力車がピザ配達?! 多様化するデリバリー」

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サーモンやイクラがたっぷり乗った海鮮丼やお寿司が自慢の札幌市北区の「シハチ鮮魚店」。3月から始めた寿司の持ち帰りサービスが大人気です。
店の従業員が「店を認知してもらうことが最優先なので利用者が増えればすごく回ると思う」と期待を寄せるのは、新たに利用し始めた「出前YELL(でまえーる)」という北海道に特化したテイクアウトやデリバリー専門のインターネットサービスです。

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「テークアウトデリバリーとういサービスが注目されているので活路になるかたちで手助けれできればと思ってます」
(「出前YELL(でまえーる)」運営会社 カリア 福岡拓馬代表)

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一方で、昔ながらの人力車を使った配達が始まったのは函館。
観光名所をめぐる人力車ですが客が大きく減ったため、運営するえびす屋函館店は
「元気をうまく活用して地域を助けることができたら」と先月から自転車や人力車を使って飲食店の料理の宅配を始めました。

この日洋食レストランからピザを受け取り配達に向かった樋渡奈瑠人さんは車夫歴2か月。まだ、人を乗せたことはありません。

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「お客さんも早く乗せたいんですけれどやっぱりなかなか...」
「人じゃなくて食べ物を揺らさないように綺麗な形で届けるよう気を使って運んでいます」

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食べ物だけではなく、本の宅配を始めた店もありました。この書店では先週からタクシー会社と提携し、自宅にタクシーで本を届けるサービスを開始。タクシー会社にも配送料金が支払われ、午前中に頼めば午後には配達されるといいます。

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「外出が難しくなったかた、自粛しているかたに書籍を安心してお届けしたい」
(コーチャンフォーミュンヘン大橋店 吉田廉さん)

「新しい生活様式」でいま注目が高まっている配達サービス。驚きの変化はこれからも続きそうです。

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この記事を書いたのは

HTB 新型コロナウイルス取材班

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