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男子新体操部 最後の夏 恵庭南高校3年生 インターハイも中止で・・・

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メインのフロアを使っていたのは1.2年生の新チーム...。
目標を失った3年生6人が次に目指す道とは。
3年生、最後の夏の物語です。

音楽に合わせて準備体操。

海くん「(フリは自分で考える?)いや代々先輩から、部員はみんな覚えています。」
これは30年前、前身の「男子体操部」を取材したときの映像。
当時、部員は2人だけでした。
当時の顧問「部員増えてほしい・・・」
この3年後、男子新体操部が誕生しました。
実は、「男子新体操」は、日本で生まれた競技。
団体戦は6人1チーム。
去年の選抜大会で全国2位だった恵庭南。
今年こそ全国制覇を狙っていましたが、3月の大会は中止に。
残すは夏のインターハイだけ。
そんな中…。
「全競技および総合開会式を中止とする」
インターハイは中止となりました、世の中は緊急事態宣言の真っただ中でした。
学校も4月から休校となっていました。

海くん「インターハイなくなったということは、なんのためにやってきたのかわかんなくてなって、これからどうしていくのかわかんなくて、新体操しかやってなかったので自分、本当に・・・本当になくなったこと信じれなかったので・・・」

休校のあいだは、部活も休み。インターハイがなくなっても自主トレは続けます。

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海くん「ふつうは、自分がこういう風に自分と副キャプテンがメニュー決めてみんなに送って」
LINEで、毎日自主トレのメニューを送信。
「終わった人から終わりましたとか報告がくる」
「インターハイのことは忘れることはできないけど、あったらまあ、1回でも大会とか、そういう発表はしたいので、もしあるならうれしい」
もやもやした日々が続きました。

2カ月ぶりに体育館に声が響きます。
やっと学校が通常に戻って、部活もこれからということになります。
休校明けの部活初日、メインのフロアを使っていたのは、1年生と2年生の新チームです。
3年生は、その隅っこで自主練をしていました。
顧問の工藤先生に1人呼ばれた海くん。

先生「早い時期、なにが一番いい?8月に全新体操クラブで場所をとって、発表にしようかと・・・」
8月、全道のジュニアから高校生までを集めた大会が、特別に開かれることになりました。

工藤先生「OBの子たちが考えてくれて、いろいろ提案してくれて」「3年生の方も生徒も気持ちが入って活動できるかなと」
その日を引退試合にするのか…。3年生で話し合うことに。

「いまから大会まではしっかりやって、そのあと8月のほうがいい?・・・8月まで頑張れる?おう!普通通り・・・月曜だけオフ」
「だから例年の引退よりは早い」「いいよ!解散!」

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6人の気持ちは、決まったようです。
海くん「やっぱり引退まで時間がないので、1日1日たのしむのもあるが、自分のためにもなるようなきつい練習も覚悟して、最後、できるだけ後悔しないように終われたらいいかなと」
ちなみに・・・、あの準備体操、みんな揃ったけど・・・・やっぱり独特。
「おつかれしたー!」