黄金の花咲ガニ 茹でてみた。果たして何色に!?

 道東の白糠町で世にも奇妙な黄金色の花咲ガニが水揚げされ、地元の水産会社が競り落としました。しばらくいけすの中で展示されましたが、果たして茹でたら何色になるのか話題になっていました。はてさて、何色?

黄金色の花咲蟹ガニ

 花咲ガニと言えば赤黒い色が特徴ですが、黄金色に輝やいて見える花咲ガニが7月14日に白糠漁港で水揚げされました。
 競り落とした山内水産の山内俊和社長は「こんな色は初めて。コロナで世の中が暗いニュースばかりなので、少しでも明るくなればいいなと思う」と話しました。
 山内社長は黄金色の花咲ガニをしばらく会社のいけすで展示することにしました。しかし慣れない環境なのか、カニはあまりエサを食べようとせず、だんだん弱っていきました。花咲ガニは生きた状態で茹でなければ美味しく食べることができないということで、ついに7月24日に茹でられることになりました。

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茹でたら何色に!?

 黄金色の花咲ガニを茹でたら何色になるか。白色?もっと黄金色に輝く?はたまた普通の赤??などなど様々な憶測が広がっていましたが、、、。

その答えは…オレンジ色でした。

通常の花咲ガニと比較してみると、色の違いがよく分かります。
 山内社長によりますと「もげていた足だけ食べてみたところ、味は普通の花咲ガニと一緒。身の色は黄色っぽい感じだった」ということです。

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この記事を書いたのは

HTB報道部記者・佐藤裕樹

佐藤裕樹
HTB報道部記者。
釧路駐在(2018年11月~2020年12月)。
HTBノンフィクション『秋刀魚が消えた サンマのまち』
https://www.htb.co.jp/hn/log/2020/12281114/

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