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『シトラスリボン』ご存知ですか? 差別や偏見ない世の中に・・・

 みなさんは『シトラスリボン』をご存知ですか?

 新型コロナウイルスの感染が広がる中、患者らへの偏見や差別のない地域を目指す愛媛県発祥の「シトラスリボン運動」を浦河町で始めた保健師の伊藤のぞみさん(42)に賛同した堺町小(加渡三之校長、児童284人)は2月9日、10日の2日間、4~6年生児童が全校児童分のシトラスリボンを作りました。

 シトラスリボンは、コロナ禍で生まれた差別、偏見を耳にした愛媛県の有志が作ったプロジェクト。県特産のミカンにちなみ柑橘系のシトラス色のリボンを身に付けて、「ただいま」「おかえり」「ありがとう」の気持ちを表す活動。リボンで表現する3つの輪は、地域と家庭と職場(学校)。

 「ただいま」「おかえり」を言い合える町なら、安心して検査を受けることができて感染拡大を防ぐことにつながります。また、感染者への差別や偏見が広がることで生まれる弊害も防ぐことができます。感染者が「出た」「出ない」ということよりも、感染が確認された〝その後〟に的確な対応ができるかどうかでその地域のイメージが左右されると考え、コロナ禍に居ても居なくてもみんなが心から暮らしやすいまちを今こそ―の思いが込められているのです。

 6年2組29人の教室で行われたシトラスリボン作りは、「シトラスリボン運動」に取り組む伊藤さんも同小を訪れました。伊藤さんと、1月に伊藤さんからリボンの結び方を教わっていた書記局が、児童たちへ手順を教えながら製作。

 色は黄緑と黄色、オレンジの3種類。児童たちは3つの輪を作る作業に苦戦しながら、気持ちを込めて取り組み、6年生は1年生の分も作るため1人最低2個を完成させました。

 リボンを初めて作った若生文弥君(12)は「輪っかを作ってひもを通す作業が難しい。持ち帰って家族にも教えて、登校時などに身に付けようと思う」と話し、児童会長の川合彩愛(あいら)さん(12)と書記局議長の西端海理哉(みりや)君(12)は「シトラスリボンプロジェクトを浦河町全体に広めて、日本全国にも広まってほしい」と気持ちを込めました。


伊藤さん(奥)から教わりながらシトラスリボン作製に取り組む6年2組の児童たち

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2021.02.12 日高報知新聞 日高報知新聞

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SODANE編集部

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