ニセコ町の酒米を使用した日本酒  八海醸造がいよいよ発売 北海道限定!

蒸溜所の縁で・・・ニセコ町の酒米を使用した日本酒 北海道限定

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 新潟県南魚沼市に本社を持つ『八海山』でおなじみの八海醸造株式会社。北海道限定で日本酒を発売することになり、会見が行われました。その日本酒とは北海道・ニセコ町で栽培された酒造好適米「彗星」を 100%使用したものです。

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 八海醸造のグループ会社が2021年にニセコ町にウイスキー蒸溜所を開設した縁でニセコ町からの依頼をもとに企画されたそうです。原材料に使用された酒造好適米「彗星」は、北海道で 2006年に開発された酒造好適米の品種。上質な酒米であることを示すタンパク含有量の低さが特徴で、淡麗な味わいに適しています。

北海道は、海鮮はもちろん畜産王国でもあり、ジンギスカンをはじめとした肉料理や乳製品も多く、野菜も豊富です。この多彩な食材がもつ味わいを引き立てる食中酒として、2種類の日本酒を設計し、魚沼の酒蔵で製造されたそうです。


 1つはほのかな吟醸香に淡麗な軽快さで食を引き立てる酒質の「吟醸酒」、もう 1つは口当たりソフトで香り華やか、淡麗な中にも米の旨味を感じられるような「純米大吟醸」です。

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 どちらも数量限定製造商品で、販売は、ニセコ町のふるさと納税返礼品になるほか、株式会社ニセコリゾート観光協会が運営する道の駅「ニセコビュープラザ」、ニセコ蒸溜所、ニセコエリアのホテル・レストラン・居酒屋、また、北海道内の一部の地酒専門店・空港売店など、ニセコエリアを中心とした北海道限定販売を予定されています。

ラベルの画は富岡惣一郎氏(1922―1994)の作品から。
日本の洋画家で新潟県高田市出身の富岡氏。自ら開発したトミオカホワイトと呼ばれた白い絵の具を使用し、「白の世界シリーズ」として多くの作品を発表されました。作品の多くは新潟県南魚沼市のトミオカホワイト美術館に収蔵されています。実は、富岡惣一郎氏は生前ニセコエリアでも創作活動をされており、今回の製品ラベル 2種にはニセコ地域の風景を題材にした作品が使われています。

南雲二郎社長「弊社としては初めての酒米で製造に苦労もありましたが、予想以上によい酒質に仕上がりました。これでまたニセコ町と深い関わりあいを持たせていただいて嬉しいです。今回の反応が良いようであれば、来年以降も作り続けていきたいと考えています。」とのこと。

 ニセコの雄大な自然と、北海道の四季折々の豊かな食を繋げる日本酒になりそうです。


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商 品 名 :吟醸 ニセコ蝦夷富士

品  目:清酒

原 材 料 名:米 (国産)、米こうじ(国産米)、醸造アルコール 精 米 歩 合:55% アルコール分:15.5%

内 容 量 :720ml 価格:720ml  2,190円 (税別/箱なし) 2,400円 (税別/箱入 )

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商 品 名 :純米大吟醸 ニセコ蝦夷富士

品  目:清酒

原 材 料 名:米 (国産)、米こうじ(国産米) 精 米 歩 合:45% アルコール分:16.0%

内 容 量:720ml  価 格:720ml  2,840円 (税別/箱なし) 3,050円 (税別/箱入 )


製造元・問い合わせ先

八海醸造株式会社 新潟県南魚沼市長森1051 お客様相談室 
TEL 0800-800-3865
https://www.hakkaisan.co.jp/

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この記事を書いたのは

SODANE編集部

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