オリジナルの交通安全旗を持つonちゃん、okちゃん、noちゃん。
HTBのマスコットキャラクター、onちゃんは今年25周年を迎えました。その記念事業の一環としてonちゃんがデザインされた「交通安全横断旗」を作成。全道の小学校に寄贈しました。
HTBではこれまでも交通安全の取り組みを推進してきましたが、全国的にも子どもが被害者となる痛ましい交通事故が無くならないことから、道内でこのような事故が発生しないよう、新入学の時期に合わせ「交通安全横断旗」を作成。
全道の全ての小学校に事前に直接ご連絡し、希望された441校の小学校に対し、のべ2,200本の旗を3月末までに寄贈しました。
横断旗にはonちゃんとなかまたちが「みんなで」交通安全ルールを守る様子を分かりやすくデザイン。「onちゃん」、「okちゃん」、「noちゃん」、onちゃんのペット「ぐち」が一生懸命手を挙げ横断する様子を、運転手に分かりやすく示したり、車を運転する「onちゃんパパ」は、ゆったりと余裕をもって停車する様子を表現しました。寄贈した小学校からは、「onちゃんたちが手を挙げている様子が児童にもしっかり伝わる」「onちゃんのイラスト自体が交通安全への興味につながる」との感想をいただいています。
また、これからも、onちゃんの活動を通して地域社会に貢献したいと、交通安全の啓発を図る「みんなのチカラで交通安全プロジェクト」を2022年度からスタート。4月4日(月)には、寺内達郎代表取締役社長が道庁を訪れ、鈴木直道北海道知事に交通安全旗を手渡すとともに、交通安全呼びかけの連携を要請しました。
左から、HTB代表取締役 寺内達郎、鈴木直道北海道知事、onちゃん
■HTB代表取締役社長 寺内達郎
「ピカピカの1年生が犠牲になるような、痛ましい事故は決して起きないように願ってやみません」
■北海道 鈴木直道知事
「今時期をとらえて、効果的にみなさんと連携しながら、(情報)発信していければと思っています。」
入学式や新学期が始まるこの時期、小学生の歩行中の事故が増加傾向にあるからです。
過去5年間の内訳をみると、新1年生が事故に遭うケースが多く、4月の5人から、5月は22人と急増しているのです。
原因はまだ幼い1年生が、親元を離れて1人で歩く機会が多くなること、学校に慣れてきたり、暖かくなって開放的になり、注意が薄れてしまうことなどがあげられます。
子どもたちに言い聞かせるのはもちろんですが、車もスピードを出しやすくなる時期。今一度、安全運転への心がけが大切です。
児童たちの登校の安全を見守り活動中のonちゃん
【みんなのチカラで交通安全プロジェクト】とは
「みんなのチカラで交通安全プロジェクト」では、プロジェクト専用のウェブサイトを立ち上げ、交通安全で気を付けるべきことや交通安全に関する統計データなどをわかりやすく発信すると共に、番組や、小学校や自治体が主催する交通安全教室などのイベントを通して、また自治体や民間事業者などと協働して推進し、取り組んでいきます。
「みんなのチカラで交通安全プロジェクト」ホームページ https://www.htb.co.jp/minnanochikara/