ベビー服やおむつなど子育てに欠かせない物が入ったプレゼントボックス。
出産を控える母親を応援しようとコープさっぽろが組合員を対象にプレゼントしているものなのですが、ある国の支援策がヒントになっています。
対象の組合員のお家に…子供が生まれる世帯を応援
■ダンボール届く:「失礼しま~す。おめでとうございます」
札幌市東区に住む佐久間沙王里さん(35)。
去年5月に長男の優有くんが生まれ、現在、おなかの中には4カ月の赤ちゃんがいます。
この日、届いたダンボールを開けてみると…新生児用のオムツ、ウェットティッシュなどなど
「コープチャイルドボックス」と佐久間沙王里さん
「コープさっぽろ」が組合員で出産を控える母親に無料で届けている「チャイルドボックス」。
子育てに欠かせないベビー用品が入っています。
■佐久間沙王里さん:「出産は、けっこう色々とお金がかかるので消耗品が特にありがたい。子どもが生まれたら買いに行く時間も無いですし」第1子を出産予定の母親にはベビー服など20種類以上のアイテムが入ったファーストチャイルドボックスが贈られます。
「ファーストチャイルドボックス」の例
また佐久間さんのように第2子以降の出産の際には半分の大きさの「コープチャイルドボックス」が贈られます。
第2子以降の出産時に贈られる「コープチャイルドボックス」の例
フィンランドの制度をヒントに…事業費はリサイクル品の収益費
■コープさっぽろ森恵莉さん:北海道で出産される妊婦さん向けに不安が少しでも和らぐようにと思いまして、開始させていただきました。実はこの取り組み、子どもが生まれる家庭に国が育児用品を無料で支給する「フィンランド」の制度をヒントに2018年にスタートしました。たくさんご活用いただいて子どもさんとの触れ合いですとか、家族の絆に活用いただければありがたいです。
しかも、この事業費には店頭で回収した紙パックやペットボトルなどのリサイクル品の収益金があてられているそうです。
フィンランドの制度をヒントに
コープさっぽろではほかにも・・・
11歳~2歳の子どもに年間4冊の絵本を届けるサービスや2保育園・幼稚園などで絵本の読み聞かせイベントにもリサイクルで得た収益金が一部充てられているということです。
HTBは2022年から「サステナ宣言」をしています。
HTBサステナ宣言として、持続可能な社会をつくるための開発目標「SDGs」の情報を発信しています。
「サステナブル」=持続可能な地球、社会の実現のために定められた17の目標のうち今回は、3番の「全ての人に健康と福祉を」、13番の「気候変動に具体的な対策を」など9つの目標についてお伝えしました。