3月に卒業式が行われましたが、子どもたちが使ってきたこの「ランドセル」をどうしようか悩んでいる方も多いと思います。
いま「ランドセル」をオシャレな革製品に生まれ変わらせる画期的なサービスが注目されています。
どうする?使い終わったランドセル
卒業式に参加する子供たち
札幌市内の小学校で行われた卒業式。
卒業生の保護者に「ランドセル」の使い道を聞いてみると…
■卒業生の母親:
「えーどうしよう‥、思い出にとっておきたいなって。その子の好みで作ったので」
「(量販店で)期間限定で引き取ってくれるところがあって、そこから海外(の国に寄付される)というものがあるらしい」
使い終わったランドセルを思い出に残すためミニチュアにしてくれる専門店もありますが、最近ではこんな画期的なサービスも。
財布にパスケースにキーホルダー…デザインを活かした革製品に変身
ランドセルから作られた財布を手にする富永記者
■富永誌衣那記者:
「財布もランドセルから作られています。中をみてみるとファスナーの部分もランドセルの金具が使われていて、ランドセルを思い出させるようなデザインになっています」
滝川市にある革製品の専門店。役目を終えたランドセルが、ずっと長く使えるおしゃれな革の財布に大変身。お値段は2万4000円からです。
ほかにも、ランドセルの裏地のデザインを活かした「パスケース」や、気軽に使える「キーホルダー」も。1つ1つ手作業で作り上げています。
レザーショップ「LEADS」の相川友樹さん
お店にやってきた高校1年生と中学1年生の姉妹。持ってきたのは祖父母に買ってもらったランドセルです。
思い出のランドセルのリメイクを依頼
■沼田聖徠さん(中1):
「ランドセルの柄は好きなので、だからこれからも見られるんだったら(リメイクを)やってみたいと思った」
■沼田昊來さん(高1):
「(お願いしたのは)二つ折りの財布とキーホルダーです、キーホルダーはおばあちゃんとか親とかに渡せたらなって」
■レザーショップ「LEADS」相川友樹さん:
「使っているご本人が、一番ここが好みだったとか好きだったとかこの傷が思い出で残っているとか、そういうものもあると思うので、形にできるようにお話を聞いてからリメイクするようにさせていただいてますね」
わが子をアクスタに!?新たな思い出の残し方
せっかく撮ったのになかなか見る機会がない記念写真。
「Palette+plus」札幌西店
■富永誌衣那記者:
「私も持っているアクスタ。こちらの写真館では、わが子の写真でアクスタを作ることができるんです」
いま若い世代を中心に部屋に飾ったり持ち運びできるアイテムとして大人気のアクリルスタンド(アクスタ)。こちらの写真館で撮影した写真から作ってもらうことができます。
子どもたちのアクスタ
■「Palette+plus」札幌西店・田中彩店長:
「(写真を)撮った時のお祝いの気持ちと、家族がお子さんに対しての『おおきくなったね』という気持ちを常に目に届くところに飾ってもらって、仕事とかでお父さんお母さんが疲れた時に、そういうのをみて明日から頑張ろうと思っていただきたい」
思い出の品を普段使いできるおしゃれなアイテムに生まれ変わらせる。進化した「リメイク術」が注目を集めています。
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「サステナブル」=持続可能な地球、社会の実現のために定められた17の目標のうち今回は、12番「つくる責任、つかう責任」の目標についてお伝えしました。