親子で愛される味【青春メシ・旭川】「駅ナカ食堂なの花」の“学生焼きそば”  創業77年製麺会社の思い

親子はもちろん、三世代でも味わいたい懐かしい青春の味を深掘りするシリーズ「青春メシ」。今回紹介するのは旭川で創業77年の製麺会社が作る「学生焼きそば」。その名前に込められた思いとは?

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コシのある麺によく絡みあうソース。旭川っ子が愛する特別な焼きそばです。

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レトロな黄色い暖簾が客を出迎える「駅ナカ食堂なの花」。

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名前の通りJR旭川駅の中、土産物店の奥まったスペースにお店はあります。

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一番人気はあっさりとしたスープが特徴の「正油ラーメン」ですが・・・

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豊富なメニューの中、ひときわ目を引くのは「学生焼きそば」。

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学生でなくても注文でき、1日に80食を売り上げます。大人もトリコにするおいしさで、2皿頼んでしまうという常連客まで。

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客の50代夫婦の夫「ラーメンとか(他のメニュー)もあるんですけど、食べたことないんですよね。焼きそばしか食べていない。」

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妻「月に1回くらいかな。どうしても食べたくなるときがあるので、そのとき来ます。」

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須藤製麺・須藤展充社長「とにかく麺にこだわって、使うのは北海道産小麦でもちもちとした食感を差別化つけるためにやっています。」

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「なの花」は、旭川市の「須藤製麺」が手掛ける飲食店。

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社長の展充さんの祖父、耕司さんが77年前に須藤製麺を創業し、うどんやそば、ラーメンなど100種類以上の麺を作り続けてきました。

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そんな製麺会社だからこそ実現できる圧倒的なボリューム。「学生焼きそば」最大の魅力です。

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永山友菜記者「野菜がシャキシャキで麺がもっちもちでおいしいです。」

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須藤製麺・須藤展充社長「(学生が)お小遣いでお腹いっぱい食べられるように。いつでも大人でも学生気分になって食べられるように設定しています。」

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量は1人前180グラムの2倍となる360グラム。値段は普通盛りの焼きそばにプラス50円という安さです。

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客「昔つぶれた西武があって、その地下にあったんですよね。そこにあった時から来ていて、学生時代からですね。」

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かつて駅前でにぎわいの中心だった「西武旭川店」。

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50年前そこで産声をあげた「なの花」でしたが、西武撤退とともに移転を余儀なくされ、たった3つのテーブルで再スタート。しかし、今では拡大したスペースが満席になるほどの人気に。

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子ども:「おいしい!」

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母親(40代)「学校帰りに、私も電車で通っていたので、時間が余ったときは西武に寄って。子どもたちも一緒においしいって食べるようになって、なんだか自分も年をとったけど」

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「時代は流れてもやっぱり味は変わらないのはいいですよね。」

『学生にもお腹いっぱい食べてもらいたい』そんな思いが込められた「学生焼きそば」は、世代を超え愛され続けています。

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須藤製麺・須藤展充社長「昔からずっとここにあったと、親しまれ続けるようなお店づくりをやっていきたいと思いますね。ここで食べて“ああ、ふるさと”って思ってもらえたら一番いいですよね。」

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この記事を書いたのは

SODANE編集部

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