「毎日値上げの連絡が…」旭川の製餡所が明かす苦境 重油から包材まで、あんこ作りの現場に迫る原油高騰の波

止まらない値上がりに、現場から悲鳴の声があがっています。中東情勢の影響は老舗菓子店にも出ています。

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中東情勢で高騰が続く原油由来の資材。影響はこの「あんこ」にも。

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永山友菜記者「店内にずらりと並んだあんこを使った商品。これらパッケージに使われている袋の価格も上がっているということです」。

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旭川市で77年あんこを製造している「福居製餡所」。

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今月上旬、あんこのパッケージなどを製造している複数の会社から、包装資材が3割から5割値上がりすると伝えられました。

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福居製餡所 福居裕二代表取締役社長「真空包装用のフィルムになります。これを日々、大量に使いますのでまとめて注文するのですが、安定して供給今後もなればいいですけど、この辺はいまのところ一番心配している」。

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フィルムはあんこを長期保存するために欠かせないものです。フィルム以外にも包装資材はパッケージとしておよそ50種類の商品を包んでいます。

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包装資材のもととなっているのが、原油から作られる「ナフサ」です。ナフサの価格は高騰しています。

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2月下旬の1トンあたりの価格はおよそ560ドルでしたが、中東情勢の影響で最も高いときでおよそ1000ドルとなりました。

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福居製餡所 福居裕二代表取締役社長「こちらにあんこを詰めて出荷をするというのが昔の流れで、最悪フィルムがない場合でも市内近いところであれば出荷できるかなと思いますが、そこまでなるとは思いませんけどちょっと頭をよぎったりしています」。

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包装資材だけではありません。あんこの製造に使うヘラやゴム手袋なども原油由来の資材が使われていて、今後値上がりする懸念があるということです。

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この会社ではあんこ作りに使う材料や光熱費などの高騰で、もともと4月に値上げすることを決めていました。

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しかしそこに中東情勢の影響が。あんこを炊くときに使う重油も値上がりしました。

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福居製餡所 福居裕二代表取締役社長「様々なものが毎日のように値上げになりますとご連絡をいただいてますけど、福居さんのあんこはおいしいよねと言ってくださる方も多くいらっしゃるので、なんとか期待に応えられるように、安定して品質を保っていきたい」。

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SODANE編集部

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