野球を観るだけじゃない!遊べる!泊まれる!住める!「北海道ボールパークF.ビレッジ」。
総工費は600億円!徐々にその姿を表してきました!建設が進むボールパークに、イチモニがメディア初潜入!
「前人未到!」
「わーーー!大きい!」
「すごい迫力」
その世界は、驚きの連続でした。その1はこちら。
https://sodane.hokkaido.jp/column/202111191055001557.html
ご案内してくれたのは、北広島市職員の柴さんです。
高さ最大70メートルの壁が、全面ガラス張りに!自然と一体化したいままでにない新球場が誕生します。
柴さん「ガラス壁側が外野で、奥がホームベース」
室岡さん「ホームランが飛んでくる方ってことですね」
そして、世界初の新体験ができる噂のあの施設も外野側に!
柴さん「ここに5階建ての建物がくっついて温泉が入ります」
室岡「ほんとにあるんですね!!」
柴「本当にあります」
室岡「温泉ってどこから持って来るんですか?」
柴さん「地下1300メートル掘りました。モール質の温泉が湧いています」
なんと源泉はボールパークの地下!新球場のすぐ脇、ここで発掘したそうです!
室岡「わーい!ってなりました?」
柴「立ち会ってないんですけど、わーいってなったと思います」
ボールパークは、球場以外もすごいんです!
「新球場のすぐ向かいでは、マンションを建設中、ボールパークの中に住めるマンションになっています」
新球場とマンションの距離は、わずか80メートル!入居者にはなんと10年間の球場のフリーパスの特典も!ファイターズを応援し放題!ワクワクが止まらない毎日ですよね。
私が思わず夢中になったのが、建設中の超巨大な屋根!「あの噂の三角屋根ですよね」
室岡「可動式が目玉ですよね」
柴さん「いまあるのが動かない屋根。いま作っているのが動く屋根。町工場が作っているんです」
新球場の屋根を町工場が動かす!?ボールパークの目と鼻の先にある中山機械に行ってきました。ここもメディア初潜入!
中山機械は、クレーンや台車を製造する創業110年の老舗会社。国内トップレベルを誇る金属加工や組み立ての技術が評価され、新球場の「要」を任されることになったんです。
中山機械市田さん「こんにちは。ここにあるのが新球場のあの三角屋根を動かす車輪とレールです」
室岡「大っきい!!」
中山機械市田さん「この車輪の上に屋根が乗っかって、レールの上を車輪が動くことで屋根が動く」
室岡「屋根の重さは?」
中山さん「24個の車輪で1万トンの屋根を支えます」
室岡「すごいふんばっているんですね」
新球場の屋根の下に台車とレールが取り付けられます。
ウィーンとスムーズに動き、巨大な屋根をおよそ25分で130メートル動かします!この技術によって、開閉式の天然芝球場が日本で初めて実現するのです!
しかも驚くことに・・!
市田「1ミリの100分の1の精密さが求められる」「髪の毛一本分でもずれるといけない」
室岡「あの大きな球場で髪の毛1本の細かさが求められるとは思わなかった」
100分の1ミリのズレでもそれぞれの車輪にかかる屋根の重さがかたより、スムーズに動かなくなってしまうんだそうです。ダイナミックかつ繊細な職人技に感服です!
新球場のシンボルを担う大役に社長は・・・
中山機械中山社長「ほんとにやれるとは思ってもなかった」
「屋根にあげたら交換できないから間違いのないものをつくらなければ」
「ボールパークが有名になって、中小企業も注目され、北広島市を盛り上げたい」
たくさんの夢が詰まった、世界がまだ見ぬボールパーク。ますます目が離せません!