再開発が進み、日に日に街の様子が変わる札幌中心部。
そんな中、我々HTBのすぐ近くに長きにわたり変わらぬ姿の建物が!
中央バス札幌ターミナルです。この建物がこの場所に建てられたのは1966年。
現在の形になったのは1980年で、4階部分が増築されたんです。
こちらが増築された頃の写真なんですが、今は無きデパートの看板が!そしてなんとパチンコ店の看板もありますね。
60年前から中央バスに勤める戎谷さんに当時の話を伺うと、このビルで買い物をして、ごはんを食べて帰る方も多かったんだそうです。
現在の札幌ターミナルは1階がバスターミナル、2階から4階がオフィスなど。そして地下には今でも食堂街があるんです!
7店舗が軒を連ねる地下食堂街。1番古いお店で創業48年になるそうです。
今回まずお邪魔したのは「らーめん紫雲亭」。2015年、この地下食堂街にオープンしました。
店を切り盛りする2人。実は、以前はラーメン店の店主とその常連客という関係だったんです。
もともとは別の場所で営業していた紫雲亭。しかし、お店は2011年、惜しまれながら閉店。どうしても紫雲亭のラーメンを食べたかった常連客の内山さんが店主の及川さんに連絡をとり、もう1度店をやらないかと説得したんだそうです。「社長をやってくれるならいいよ」と言われた内山さん。当時音楽関係の会社につとめていましたが…
そして2015年、4年のブランクを経てこの地下食堂街にお店を復活させました。
藤澤アナ。人気のラーメンをいただくことに…
一番人気はこちら!醤油ラーメンです。
カエシには、魚介と野菜・豚スジ肉からとったダシに本醸造の醤油を加えた、特製の醤油ダレを使用。豚骨ベースに魚介ダシを合わせて仕上げたスープはコクと深みを感じる味わいに。
そして、特注しているというこだわりの麺は小麦の風味が強くスープと絡みやすくなっています。
続いてお邪魔したのは…
先月23日にオープンしたばかり、カレーのお店「ルーハシモト」です。
お昼時にはたくさんのお客さんが訪れ、早くも地下食堂街の人気店になっています。
大人気のビーフカレー。
バターでじっくり炒めたたっぷりのあめ色玉ねぎとやわらかく煮込んだ道産牛のスネ肉で作った濃厚なルーがたまりません。
さらに、トッピングを追加して自分好みのアレンジも可能。栗山の卵黄、十勝のチーズ、留寿都の豚しゃぶの3種類。すべてこだわりぬいた一品です。
オーナーの橋本さんは普段は、すすきの周辺の飲食店を紹介するフリーペーパー「すすきの通信」を手掛ける会社の社長です。
なんと今回、自らビーフカレーのレシピを開発。今年4月から試作を開始。
何度も試食会を開いてアンケートを取り、その結果をもとに改良を重ねていきました。
何度でも食べたくなるビーフカレー。みなさんもいかがですか?