【独占密着】パリ五輪金メダリスト・角田夏実が札幌へ!絶品グルメに満面の笑みと、テレビで明かした意外すぎる素顔
2025.10.15
2024年の夏、世界中が熱狂したパリオリンピック。日本中に数々の感動をもたらしたアスリートたちの中で金メダル1番乗りとなったのが、柔道女子48kg級の角田夏実選手。
得意の巴投げを武器に世界の頂点に立った彼女が、北海道テレビ(HTB)の朝の情報番組「イチモニ!」の特集で、その意外な素顔を余すところなく見せてくれました。
金メダリストの知られざる魅力に迫った、五十幡裕介アナウンサーによる「札幌おもてなし旅」
舞台は秋の気配が漂う札幌。番組のロケ車に乗り込んだ角田選手は、リラックスした表情で五十幡アナとのトークを弾ませました。
千葉県出身ながら実は「北海道が大好き」だという彼女。このロケの前日には、北海道在住の友人と会い、楽しいひとときを過ごしたということです。
「きのうは何してたんですか?」という五十幡アナの質問に、角田選手は少し照れながら「カラオケも好きなので、最後にカラオケに行って…」と告白しました。
「何を歌ったんですか?」と迫る五十幡アナ。角田選手は少し考えた後、「♪アイノカタチ / MISIA」と、国民的バラードを挙げました。力強い歌声が求められる難曲を歌い上げるという事実に、彼女の新たな一面が垣間見えます。すかさず「(ここで)歌えないですよね?」と無茶振りする五十幡アナに…
「歌えないです!」と即答で笑顔で一蹴。
札幌味噌ラーメンの聖地「すみれ」で明かされた恋愛観
最初のおもてなし先に選ばれたのは、札幌味噌ラーメンを全国区に押し上げた伝説の名店「すみれ 中の島本店」。
1964年創業のこの店は、平日でも開店前から行列ができるほどの人気を誇る、まさに“聖地”だ。
熱々のラーメンを待つ間、五十幡アナが切り出した企画は「角田選手はこんな選手? 五十幡裕介の偏見」。アナウンサーが抱く勝手なイメージを本人に直接ぶつけ、その素顔に迫ろうという斬新な企画だ。
最初の偏見は「好きな人に尽くしそう♡」。
これに対し、角田選手は「よく言われます」と大きく頷き、自身の恋愛観を赤裸々に語り始めました。
「なんでもしてあげたくなっちゃうんです。だんだんお母さんみたいになっていって、勝手にいろいろ買って帰っちゃうとか…」
その面倒見の良さは、まさに「尽くすタイプ」。最終的には「おせっかいなんです」と自己分析し、はにかみました。
そして、ついに待ちに待った「味噌ラーメン」(1200円)が運ばれてきました。
湯気の向こうに見えるのは、伝統が織りなす芸術的な一杯。ラードを引いた中華鍋で香ばしく炒められたひき肉や野菜、門外不出の味噌ダレとスープが織りなすハーモニーは、唯一無二の味わいを生み出します。
レンゲでスープを一口すするやいなや、「あ、おいしい!」と瞳を輝かせる角田選手。
「ニンニクも効いてるんですけど、ちょっとショウガ風味。こってりなんですけど、さっぱりもしていて。麺がちょうどいい硬さ!」
濃厚なスープがよく絡む、すみれ専用の「熟成太ちぢれ麺」を夢中ですすり、満面の笑みで「幸せ」と一言。その表情は、畳の上で見せる厳しい顔つきとは別人のように穏やかで、見ているこちらも幸せな気持ちにさせてくれました。さらに、特徴的なメンマについては「シャッキシャキ。野菜かと思った」とユニークな表現で絶賛。心ゆくまで札幌が誇るソウルフードを堪能しました。
学生がつくった“超濃厚”ミルクソフトに感動!
ラーメンでお腹を満たした一行が次に向かったのは、スイーツの名所「八紘学園農産物直売所」。
ここでのお目当ては、夏季(4月下旬~11月上旬)限定で販売される「ソフトクリーム」(400円)です。
このソフトクリームが“超濃厚”と評されるのには理由があります。原料となる牛乳は、併設する北海道農業専門学校の学生たちが愛情を込めて育てた牛から、その日の朝に搾ったものだけを使用。搾りたての新鮮な牛乳を、すぐ近くの工場でソフトミックスに加工するため、鮮度は抜群だ。
青空の下、ベンチに腰掛けてソフトクリームを一口頬張った角田選手は、「んー!」と声を上げると、「すごいミルク!!」と目を見開いて感動を表現。
濃厚でありながら後味はさっぱりとした、本物の牛乳だからこそ出せる味わいに、スプーンが止まりません!
この直売所では、ソフトクリームの他にも、新鮮な牛乳「ツキサップ牛乳」やヨーグルト、そして札幌市内で採れた新鮮な野菜や果物も販売されていて、地元の人々にも愛される人気スポットとなっています。
おもてなしの締めは、まさかの必殺技「巴投げ」体験!
札幌のグルメを存分に楽しんでもらったおもてなしの旅も、いよいよクライマックスへ。
五十幡アナは、角田選手に対して「せっかくなので…」と、とあるお願いをする。それは、彼女の代名詞でもある必殺技「巴投げ」を体験させてほしいという、アナウンサーとしてはあまりにも無謀なリクエストでした。
金メダリストの技を素人が受けるという前代未聞の展開。快く引き受けてくれた角田選手を前に、五十幡アナは「こえーな、マジで…」と完全に怖気付いていました。
しかし、柔道着ではなく普段着のまま、芝生の上で組んだ二人。角田選手が静かに体勢を低くすると、次の瞬間、五十幡アナの体は美しい放物線を描いて宙を舞いました。
「うわーっ!」という悲鳴とともに、見事に投げられた五十幡アナ。金メダリストの技のキレとスピードを、その身をもって体感したのでした。
世界の頂点に立ってもなお、進化を続ける柔道家・角田夏実。彼女の次なる戦い、そして時折見せてくれるチャーミングな素顔から、これからも目が離せません。