2025年のラーメンを北海道の最強ラーメンオタクが振り返る!衝撃の一杯とは!?

北海道の朝を彩る情報番組「イチモニ!」の人気特集。2025年も残すところあとわずかとなった12月、札幌のラーメン界を震撼させた「今年最高の一杯」を決定する座談会が開催されました。

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本稿では、ラーメンをこよなく愛するスペシャリストたちが選んだ究極の一杯と、その背後にある熱いストーリーを、インターネットメディア「SODANE」として詳しくお届けします。


2025年、札幌ラーメン界を総括!「ラヲタ」たちが選ぶ衝撃の一杯とは?

2025年の札幌ラーメンシーンは、かつてないほどの盛り上がりを見せました。新たなトレンドの台頭、記録的な猛暑による冷やしラーメンの進化――。そんな激動の1年を振り返るべく、五十幡裕介アナウンサーのもとに、4人の「ラーメンのプロ」が集結しました。

豪華ゲストによる「ラーメン総括座談会」

今回、忖度なしの意見を戦わせたのは以下の4名です。

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  • 吉田弥生さん:公私ともに究極の一杯を求めるラーメンライター。

  • 拉麺猫さん:業界も認める「札幌ラーメン女子」。

  • おしづさん:ラーメンが人生の原動力。全国を駆け巡る愛好家。

  • 大石敬さん:自身も店舗を経営する「札幌ラーメンコンシェルジュ」。

座談会は、未公開シーンも含めた「ラーメンを食べる時のこだわり」からスタート。「まずはスープを完飲する勢いで飲む」「湯気を全身で浴びて香りを楽しむ」といった、マニアならではのルーティンが飛び出し、会場は早くも熱気に包まれました。

2025年の2大トレンド: 「ちゃん系」と「冷やし」

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今年のトレンドとしてまず挙げられたのが、「ちゃん系(豚清湯)」の台頭です。

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東京で流行したこのスタイルが札幌でも独自の進化を遂げ、特に「TOMEJI 3号店 とめち屋」などの人気店がシーンを牽引。あっさりしながらも奥行きのあるスープが、多くのファンの心を掴みました。

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また、連日の猛暑により「冷やしラーメン」も劇的な進化を遂げました。

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スダチやレモンをふんだんに使った清涼感溢れる一杯から、麺のコシを極限まで引き出した限定メニューまで、バリエーション豊かな冷やしが夏の札幌を彩ったのです。


衝撃のメインディッシュ:『麺処まるはRISE』の限定メニュー

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数多くの名店がひしめく中で、4人が「今年最も衝撃を受けた」と声を揃えたのが、南区澄川に店を構える『麺処まるはRISE(ライズ)』です。

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五十幡アナが実際に店舗を訪れ、その衝撃の正体を確かめてきました。

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究極の融合「牡蠣×豚骨」の衝撃

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今回紹介されたのは、12月のマンスリー限定メニュー「牡蠣と豚骨の濃厚醤油」(1,400円)。

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運ばれてきた瞬間、レモンの爽やかな香りと、磯の芳醇な香りが立ち上ります。スープを一口飲んだ五十幡アナは、思わず天を仰ぎ「ああ……」と絶句。その味わいは、まさに新感覚でした。

  • スープの秘密:牡蠣を贅沢にペースト状にし、豚骨とハマグリの出汁を合わせた「特製牡蠣パイタン」。一杯ごとに手鍋で丁寧に仕上げることで、フレッシュな牡蠣の旨味がダイレクトに伝わります。

  • 麺のこだわり:濃厚なスープがしっかりと絡みつく細麺を採用。スープの「良いところ」を全て拾い上げ、口の中へ運んでくれます。

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五十幡アナは「クリーミーなのに、牡蠣も豚もしっかり主張している。初めてのものを食べている感覚」と、その独創性を絶賛しました。


「二代目マジシャン」が紡ぐ、驚異の限定メニュー100種類超え

なぜ、これほどまでに独創的なラーメンが生まれるのか。その理由は、店主・長谷川凌真さんのルーツにありました。

父から受け継いだ「あくなき探究心」

かつて豊平区西岡にあった伝説の名店「麺処まるは」。その先代店主(長谷川さんの父)は、多彩な引き出しから次々と新作を生み出す姿から「西岡のマジシャン」と呼ばれていました。

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長谷川さんは、亡き父から直接「これをやれ」と言われたわけではありません。しかし、父の背中を見て、そして修行期間を通じて学んだのは「考え続けることが向上心に繋がる」という哲学でした。

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その教えを体現するように、長谷川さんが今年1年間で生み出した限定メニューは、なんと100種類以上。

「グリーンカレー」や「コーンクリームのつけそば」など、既存の枠にとらわれないメニューの数々は、時に「限定のせいでレギュラーが食べられない!」というファンからの嬉しい悲鳴(批判)を呼ぶほどです。

2026年への展望

長谷川さんは、既に来年1月の限定メニューの構想も固めています。

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「毎年1月は新年おめでたいということで、『鯛のラーメン』をやろうと思っています」

常に球数を増やし、客を飽きさせない。その姿勢こそが、『麺処まるはRISE』を札幌屈指の注目店へと押し上げた原動力なのです。


結びに

2025年の札幌ラーメン界。それは伝統を守りつつも、次世代の若き才能たちが「マジック」のような一杯で驚きを与えてくれた1年でした。

『麺処まるはRISE』の12月限定メニューは今しか味わえませんが、1月にはまた新たな驚きが待っています。2025年の「ラーメン納め」、そして2026年の「ラーメン初め」に、ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。


店舗情報:麺処まるはRISE(ライズ)

今回紹介した「衝撃の一杯」を生み出す、澄川の名店情報です。

項目 内容
店名 麺処まるはRISE
住所 北海道札幌市南区澄川3条3丁目4-7
アクセス 地下鉄南北線「澄川駅」から徒歩約5分
営業時間

[月~金] 11:00~14:30 / 17:30~20:45


[土・日] 10:00~18:30


[日祝前] 10:00~14:30

定休日 元日のみ(臨時休業等はSNSを確認)
公式SNS Instagram: @maruha.rise

注記: 限定メニューは月替わりや数日単位で入れ替わります。お目当てのメニューがある場合は、事前に公式Instagram等での確認をおすすめします。


次はどのラーメン店が気になりますか?

「『ちゃん系』のおすすめ店舗をもっと詳しく知りたい」「札幌市内の『冷やしラーメン』の名店リストを作ってほしい」など、ご要望があればお聞かせください!

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この記事を書いたのは

SODANE編集部

SODANE編集部です。
北海道・北海道外に関わらず、楽しいことをどんどん発信!情報もお待ちしています!!