夢のヘルシンキ出張③観覧車のサウナが登場!WithSecureカスタマーアンバサダー三浦一樹「Sphere23」訪問記 北海道のサウナ野郎パンダ・リー「ととのえ道場」[186]
2024.01.27
#サウナ夢のヘルシンキ出張最終章!世界初「観覧車サウナ」登場
3泊6日7サウナ!「夢のヘルシンキ出張サ活」特集も最終回。
地元サウナーがボランティアで営む「無料の公衆サウナ」が登場。その水風呂は…バルト海!
からの、さすがサウナの本場フィンランド。JAPANじゃ絶対許可が下りない「観覧車のサウナ」‼
え~、一体どんなサウナなの!?
一度はイキタイ!フィンランドの個性派サウナの魅力を読んでととのう♪パンダ・リーっす。
前回前々回ふりかえり
北海道テレビのネットデジタル部所属でHTBサウナ部部員の三浦一樹兄が昨年、フィンランドのIT企業「WithSecure」のカスタマーアンバサダーに就任。その一大カンファレンス『Sphere23』参加のため訪れたフィンランド・ヘルシンキで、サイバーセキュリティを学びながらサウナを満喫した「夢のヘルシンキ出張」を2週連続でお送りしてきやした。
【初回】「夢のヘルシンキ出張!3泊6日7サウナでサウナ三昧!」
https://sodane.hokkaido.jp/column/202401130500004098.html
☆「①ホテルのサウナ」「②会社のサウナ」「③国営サウナ」をサ察
【続編】「夢のヘルシンキ出張②!ヘルシンキ最古のサウナへ」
https://sodane.hokkaido.jp/column/202401200500004119.html
☆「④人気の街ナカサウナ」「⑤ヘルシンキ最古のサウナ」を満喫
そしていよいよ最終回。最後を飾るのはサウナ大国フィンランドならではの超個性的なサウナ2つが登場。まずは、365日毎日無料で入れる魅惑の「パブリックサウナ(公衆サウナ)」から♪
⑥Sompasauna ~無料の公衆サウナ~
ーさぁいよいよヘルシンキサ活も終盤。次で6サウナ目っすか。
三浦:この次は「ソンパサウナ」なんですけど。パンダ・リーさんに行っていただきたい。こんな感じの…。
―なんかゆるいっ(笑)
三浦:24時間365日ボランティアだけでやっているサウナ
―どんな感じのサウナ?
三浦:いろんな廃材とかで作って。海際にあって。私が行った時には3棟あって。うち一個がずーっと工事してたんですけど。こういう手作りみたいなのがあって。
(Facebook「Sompasauna」から)
(Facebook「Sompasauna」から)
三浦:やっぱ3段ぐらい階段上がって座面。ストーブはこの辺(足下)ぐらいですね。
―ストーブは足より下に?
三浦:下にある
(「Sompasauna」HPから)
(Facebook「Sompasauna」から)
―サウナはしっかり密閉されてた?
三浦:ガチガチに密閉されてて。ここは、もうボランティアだから。お金も良かった寄付してという。
―え~!無料の公衆サウナ??日本でも募金箱置いてるだけの温泉はあるけど。
三浦:元々は。サウナ好きの人たちが開いているスペースで勝手にやり始めて。勝手にシフトを組んでみたいな
(キリンちゃんが「ソンパサウナに寄付して♪」とQRコードがw)
―水風呂は湖?海?
三浦:海でしたね。味全然塩水っぽくない。多分混ざってる。バルト海はバルト海です
―水風呂は海!
三浦:海でした。3棟ぐらいあって。でまず入って。薪チェックして「足りなかったら入れてね」とか。ゴミは持ち帰ろうねとか。奥のほうに廃材を工事業者が持ってきて入れてくれるところがあるから。薪足りなかったら自分で割って貯めておいてくれたらうれしいみたいな。
(「スタッフ不在。以下をやってちょ」)
(水風呂は「バルト海」)
―薪入れもセルフだと。
三浦:元々それで勝手にやりすぎて。ヘルシンキかフィンランドかわからないんですけどやめろって言われたんだけど。交渉の結果、こういうルールだったらやっていいですよってところで。基本的にこういうのが認められるケースはないんだけど…サウナだからあり、みたいな(笑)
―いい話っす!
三浦:ここは誰かスタッフがいて。私が行ったときにはお姉さんが花壇の手入れをやっていて。ピアノ弾いてるお兄さんがいたり。今はそれで合法的に認められた形で。ボランティアだけで運営が廻っているという奇跡のサウナですね♪
(「Sompasauna」HPから)
⑦SKY WHEEL HELSINKI ~世界初!観覧車「スカイサウナ」~
ーいよいよ最後のサウナっすね。でた!世界唯一の観覧車サウナ♪
三浦:「スカイサウナ」っていうんですかね。
(世界で唯一!観覧車にサウナがある「SKY WHEEL HELSINKI」。2016年開業)
(最も高い地点は地上40メートル)
(茶色のキャビンが「SKY SAUNA」)
―1周何は分?
三浦:1週3分なんですよ。(最高点)地上40メーターで。METOSが入ってて。観覧車のゴンドラ自体が密閉されてないから。足元からドンドン熱気が逃げていったのでサウナとしては正直どうなのかなっていう。
―風通しがいい(笑)
三浦:風通しがいい。でしたけど、ヒーターはカチカチに熱いから。2杯かけたぐらいでもう火傷するぐらいの。
―IKIだもんね!
三浦:この距離でIKIのサウナってないじゃないですか。ロウリュし放題で。
―何週廻るんすか?
三浦:乗るときに。トランシーバー渡されて。降りたくなったら停めるから教えろと。日本の観覧車ってこうゆっくりあるじゃないですか。完全に降りるときに止めるという。
―トランシーバーで次降りますと言えばいいと
三浦:本当にやばかったら天井ががぱって開くようになってて。きつかったらそこで。開けたら全部(蒸気が)逃げるので熱くないですよっていう。
―へ~!で「スカイサウナ」の体験料金は高いっすか?
三浦:観覧車は普通に乗ると10ユーロだったかな?ちょっとお高くて300ユーロで。たしか2時間。普通の観覧車があるんですけど。その反対側の乗り場。お部屋とバスタブみたいのがついてて。休憩スペースがあって。この場所を箱で借りるのに300ユーロ。普通は5,6人で利用するしいんですけど。何人行っても同じ値段みたいな感じだったんで。でもこの中はギリギリ乗って3人。
(ikikiuas.com から)
―異国のサウナっすね~
三浦:ここでもロンケロ。ビール1本と水とロンケロの酒がついてくるという。1人1本。
―これは水風呂?
三浦:ホットバス。水風呂はなくてここはシャワーだけでした。めちゃくちゃ土砂降りだったんでそれが水風呂代わりに(笑)。
―人生に一回体験すべき?
三浦:サウナーだったら行ったほうがいいです(笑)
(ikikiuas.com から)
【サウナ見聞録】「フィンランドのサウナ」とは?
座面高く、天井低し
―フィンランドのサウナ、ふりかえると?
三浦:共通していたのは座面が高くて天井が低いみたいなところがあって。日本だとロウリュかけるところが胸の高さぐらいのところってあるじゃないですか。足元温まらないっていうのがあったんですけど。そういう心配が一切ない。
―観覧車以外は!
三浦:観覧車だけでしたね(笑)サウナストーブと人のいる天井までが全部計算されているというか。ストーブより上に床があって。ノウハウというか計算されているんだろうなって。これは多分お約束事なんだろうなっていう(笑効率がいいというか。寒い国の人たちだからか。スゴイそこが共通して。日本だと胡坐かかないと気温差できちゃうみたいなのあるじゃないですか。また季節が良かったらしいです。5月って夏の手前ぐらいですごい過ごしやすい時期で。外気浴日和。
サ室で会話→外気浴でお酒
フィンランドのサウナーのサ活は?
三浦:現地の方々もお友達と来てサウナの中でくっちゃべって。外気浴で酒飲みながら喋って。またそろそろ行くかいって。コミュニケーションをする場所として使ってるんだなぁっていうのが。
―静かにメディテーションは日本的特有?
三浦:ソロで行ってる人はいらっしゃらなかったんじゃないかなぁ…。少なくともそういう施設だったのかもしれませんけど。お友達と行ってる人が多いように見えましたけど。
―ベースで家にサウナがあるし
三浦:今回家庭のサウナ事情までは聴けなかったんですけど。みんなその。(サウナに)ちょっと飲みに行こうやぐらいの感じなんじゃないかなぁと。みんな自然に行ってる感じが。公衆サウナが下火っていうのもあったみたいですけど。酒はセットでした(笑)
―酒とおしゃべりはサウナの楽しみ?
三浦:酒とサウナはセットだった。
―強調したいところだね(笑)
三浦:「サウナの中で飲めるところが減ってきているのが残念」って言ってました(笑)外気浴のところでは飲めるんだけど。サウナの中では飲めなくなってきたと。「サウナの中で飲むと美味しいのに」と(笑)
今回のヘルシンキサウナでの気づき
⑨【サウナ】ストーブに対して座面が高く天井が低く、熱・蒸気の流れが計算されている、らしい。
⑩【サ活】サウナは「飲みに行こうや」ぐらいの感覚で、コミュニケーションの場、らしい。
ヘルシンキサウナ出張!10個の“気づき”
「夢のヘルシンキ出張サ活」。三浦兄が感じた日本のサウナとの違いなどの「気づき」は以下10個のポイントっす。
①【サ室】サ室のドアの下には隙間がある、ことが多いらしい。
②【サ室】一段目の座面がサウナストーンより上にある、ことが多いらしい。
③【水風呂】海(湖)が水風呂代わりである、ことが多いらしい。
④【スモークサウナ】数は少ないがスモークサウナは「サウナ遺産的存在」として今も愛されている、らしい。
⑤【コンクリートサウナ】昔ながらのサ室の建材はコンクリートですのこを敷いて座る、らしい。
⑥【温度】街ナカの銭湯的なサウナの温度は高く、ロウリュで湿度も高く体感温度はアッチアチ、らしい。
⑦【外気浴】どうやらやはり休憩スペースの理想形は外気浴、らしい。
⑧【サドリ】休憩はゆっくりとること前提で、人気のサドリはロンケロ、ビールなど度数低めのお酒、らしい。
⑨【サ室】ストーブに対して座面が高く天井が低く、熱・蒸気の流れが計算されている、らしい。
⑩【サ活】サウナは「飲みに行こうや」ぐらいの感覚で、コミュニケーションの場、らしい。
な、なるほどですね~♪日頃のサ活、国内外でのサウナ巡りのご参考にぜひっ!
SAUNANEWS きょう札幌ドーム初開催「サウナの街サっぽろ」
日本最大級のアウトドアサウナイベント「サウナの街サっぽろ」。いよいよきょう1月27日から3日間の日程で、札幌ドームで初開催ざんす。
事務局の松本さんのコメントっす。
推しについては11基のサウナが楽しめるのと、
今回のキッチンカーのコラボメニューになります!
札幌のランドマークである札幌ドームの屋外駐車場で
11基の様々なサウナとともにサ飯も楽しめます!
札幌ドームでの外気浴、一体どんな景色なのか?当日券も、あるよ♪
☆「サウナの街サっぽろ」HP
https://sauna-city-sapporo.com/