理美容甲子園で金賞を獲得した道内の若者2人 ヘアメイク&アートにかける青春とは!?

全国でイチバンになった学生さんを訪ねて森アナウンサーが向かったのは…

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森唯菜アナ「え!ヒゲをはやした頭が何体も向かい合うように並んでいます。すごい・・・」

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札幌にある北海道理容美容専門学校。
ここで学んでいるのは、理容師・美容師の卵たち。

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根室出身の2年生、港屋斗梧さん19歳。

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港屋斗梧さん「Qいまどんな授業?国家試験のウィッグを仕込んでいる。これ(ウィッグ)サクラさんっていう人です。サクラさんをかっこよく仕上げます」

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2月に迫った国家試験の準備真っただ中です。

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クラスメイト「Q港屋さんは?なんでもできちゃうタイプ」

クラスメイト「港屋くんに髪切ってもらってる。熱の入れ方とか工夫しながらやってるのがすごいと思う」

クラスメイト「(港屋くんは)毎日居残り練習」

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クラスメートからも一目置かれている港屋さん。
全国でイチバンに輝いたその種目は「クラシカルバックバリエーションセット」。

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理容の世界では基本と言われるヘアセットで、世界大会でもおよそ100年前から
競技種目として続いています。

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港屋さんは、去年10月に大阪で開かれた「理美容甲子園」に北海道代表として出場。審査員5人中4人が100点満点をつけ、地区予選も含め全国100人の中から見事1位に輝きました。

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港屋斗梧さん「Q金賞の気持ちは?頭真っ白でしたね、やばみたいな」
「Q自信はあった?ありました」。
大会解説者・飛田恭志さん「きちんと寝かせるべきところが寝かされていて、とかしとか面のつくりとか非常にきれいだった。よくぞここまでというのは思いました」

では、全国一の技術を披露してもらいましょう!

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「START!」
制限時間は、大会と同じ30分です。

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森唯菜アナ「横から見るとかなり直角に近い形に・・・ドライヤーだけで風だけでこの形に仕上がっています!開始からまだ5分です」

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すると、ドライヤーでセットした髪型を突如崩し始めました。手に付けたワックスを髪になじませていきます。

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Qせっかくセットしたのに?「大丈夫です。ドライヤーで熱やってたら崩れないんですよ」

「5.4.3.2.1終了です!」。

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森唯菜アナ「とってもきれい!芸術作品です。触ってみても?固まってますね。空気が入っている。ふんわりしている」

港屋斗梧さん「Qお気に入りポイントは?こっから見た時の角度。『つ』みたいなひらがなの」

理美容甲子園 もう一人の全国イチバンに輝いた札幌の学生とは…

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港屋さんが金賞をとった「理美容甲子園」。札幌にもう一人、金賞を受賞した学生がいます。

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森唯菜アナ「ひと際大きいキャンバスで描いている方がいます。こんにちは」。

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平岸高校のデザインアートコースに通う旭川出身の1年生、俣野百香さん、16歳。

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俣野百香さん「森の中を描きたいなと思って。なんかファンタジックな感じで」

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今は大作に取り組んでいます。この時は、描き始めておよそ2週間。まだ下塗り段階。このあと細かい部分を描き入れていくそうです。

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友人「一部分だけ見ても可愛いっていうものが集まってて」
友人「わかる!」
友人「発見がたくさんあって楽しい」

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そして、俣野さんの作品には「ある特徴」が。

俣野百香さん「月と太陽が好きで結構入れたりします。雰囲気が出て素敵だから」。

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実は、「理美容甲子園」には、デッサンで競う「ヘアデザイン画部門」もあるんです。去年の大会のテーマは『近未来』。95作品の中から金賞に輝いた俣野さんの作品がこちら。

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俣野百香さん「自然、やっぱり自然を描きたかった」

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2カ月かけて描き上げた作品。
頭に生えているのはサンゴ、キノコ。その中から、羊が顔を覗かせています。

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俣野百香さん「機械とかAIとかが発展していく中でも、自然がきれいに残っていてほしいなっていう思い」

若き2人のイチバンに聞いた〝将来の夢〟

部門は違えど、ともに「理美容甲子園」で金賞に輝いた2人。将来の夢は?

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俣野百香さん「やっぱり絵に関わる仕事がしたい。もっといろんな人に絵を見てもらいたい。」

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港屋斗梧さん「根室でお店をやりたい。根室の良さを知ってもらって、根室をどんどん盛り上げて楽しい街にしていきたい」

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この記事を書いたのは

SODANE編集部

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