顔をえぐられ…今年もクマが人を襲う被害が 傾向と対策 事前に身を守るには
2025.04.04
2025年になって初めて、クマが人を襲う事案が発生しました。
大原麻潤記者「男性はこの先の山の中でクマに襲われたということです。現場付近にはクマ出没注意の看板と通行止めのコーンが立てられています」
4月3日午後、美唄市で猟友会美唄支部に所属するハンターの織田幸雄さん(76)がクマに襲われ、顔などにけがをして病院に運ばれました。
襲われたのは聖化溜池の近くで、警察によりますとシカ撃ちのため1人で山に入った際、クマに襲われたということです。
襲われた直後に出会った人は…
被害者を目撃した人「奥から歩いてきた自分ひとりで。ひどくえぐれてたから目の下ね。かなりクマにやられたと思う」
クマの目撃は札幌でも相次いでいます。
本間壮惟記者「札幌市南区小金湯の国道230号です。3日ヒグマ1頭がこちらの国道を横断する姿が目撃されました」
3日午前9時半ごろ南区小金湯で車で走行中の人が体長1m以上のクマ1頭を目撃しました。
同じ日の午後2時半ごろにもおよそ3キロ離れた南区定山渓の国道230号付近でクマ1頭が目撃されています。
札幌市によりますと足跡の大きさなどから2頭は別の個体だとみられています。専門家によりますといまはクマが冬眠から目覚め始める時期だといいます。
酪農学園大学佐藤喜和教授「単独の大型のオスが割と早い段階から冬眠から覚めて出てくるというふうに言われています。少しずつ小型のクマも単独の個体については歩き始めてるというような季節かなと思います。雪解け後に生えてくる芽吹きなんかを食べ始める」
今後、雪が解けて山菜採りなどで山に入る際は注意が必要です。
櫻井リポ「『クマ出没注意』と書かれたすぐそばにはたくさんのクマよけのベルやすずが並んでいます。」
札幌市北区のホームセンターにはクマ除けのベルや鈴がおよそ20種類が取り揃えられています。
櫻井記者「こちらのクマベル、結構音大きいですね。結構響きます」
山に入る時には音を鳴らして存在を知らせることが大事です。山に入る前にもクマとの遭遇を減らす対策ができるといいます。
ジョイフルエーケー屯田店池守克之さん「爆竹とロケット花火になります。音を大きく鳴らしてこれから山に入るぞということで警戒をさせて近寄らせない効果」
実際にクマが現れてしまった時に顔めがけて吹き付けるスプレーも大事な備えです。
ジョイフルエーケー屯田店池守克之さん「鈴も撃退スプレーもやっぱり(売り上げは)伸びてきております。年々冬眠しないクマが増えたり、人里に降りてくるクマが増えてきてる報道もあるので、そういったところでの警戒が強まっているところはある」