万博の熱は会場からおよそ１０００キロ離れた北海道でも。

井口七海記者「札幌市内でもある博覧会が行われています。各国のパンが並んでいますよ」

「万博」ならぬ、「パン博」が開催されているのは、北海道発のベーカリーチェーン「ペンギンベーカリー」。

客「パン博…おもしろいなと思います」

大阪・関西万博にちなんで、スペインのペンギンバスチーなど、世界５カ国をイメージしたオリジナルのパンを楽しむことができます。

井口記者「おいしい。イタリアを感じる」

中でもおすすめは、中国をイメージした麻婆豆腐ドッグ。ピリ辛の具材がパンによく合うといいます。

そのお味は…せっかくなので、香港からの観光客に食べてもらいました。

香港からの観光客「おいしい」「少しスパイシーでおいしいです」

札幌市民「普段、国とかを意識してパンを選ぶことがないので、たくさん種類があって楽しいです」

この「パン博」は４月３０日まで、全国のペンギンベーカリーで開かれています。

ペンギンベーカリーＣｏｃｏポールタウン店 森亜弥店長「ぜひ皆さんでいろいろなパンを食べて、世界を周っているような雰囲気で楽しんでいただければ」

夢舞台は、旭川でも。おいし～い博覧会の開幕が迫っています。

１９１１年からほぼ４年に１回のペースで開かれる「お菓子の祭典」、「あさひかわ菓子博」が５月、開幕します。

東川町民「（菓子博は）気になるなとは思っていました。前売り券とかも出ていたので」
旭川市民「行こうと思っています。お菓子好きなものですから」

永山友菜記者リポ「あ！ありました！なんとシマエ大福がまんじゅうになってしまっています。パッケージからとっても可愛いですね」

「あさひかわ菓子博」の公式キャラクター「シマエ大福」。

北海道のみに生息するシマエナガにそっくりな大福の妖精です。

菓子博の開幕を前に、地元の菓子店ではすでに「シマエ大福」のまんじゅうが販売されています。

永山友菜記者リポ「おいしい」

壺屋総本店　壺屋き花の杜　板谷瑚雪さん「（シマエ大福まんじゅうは）１日に４０個ほど売れます。おいしかったからまた買いに来たという声もあります」

旭川や北海道だけでなく全国から自慢の菓子およそ１０００種類が集まる「あさひかわ菓子博」。入場チケットは前売り券がお得で旭川市内で５月３０日から６月１５日まで開催されます。