札幌・初上陸!ラグジュアリーホテル「インターコンチネンタル札幌」
2025.10.02
北海道の魅力を高めていく拠点として再開発が進められる札幌・中島公園エリアに、2025年10月1日、複合ビル「ライラックスクエア」が誕生しました。
札幌初上陸となる外資系ラグジュアリーホテル「インターコンチネンタル札幌」もグランドオープンとなり、新たな札幌の顔となることに期待されています。
「ライラックスクエア」地域の防災拠点や企業誘致の側面でも期待
地上14階建ての複合商業ビル「ライラックスクエア」。1階にコンビニ、2階と3階は飲食店やフィットネスジムなどが入居予定です。4階から8階がオフィス、9階から14階には外資系高級ホテルが入ります。
国内トップクラスの性能のBCP(事業継続計画)を備えていて、災害発生時には1階と2階で帰宅困難者を受け入れるほか、非常用の発電機や井戸などを備え、電気やガスが止まっても最大14日間運用できるということです。
災害時に行き場を失った観光客への対応などが課題となる中で、観光都市としても重要な防災拠点となりそうです。
オープニングセレモニーでは、秋元克広札幌市長が「札幌市がすすめる都市リニューアル計画やゼロカーボンとも連携しながら、魅力ある札幌を共に作っていきたい。企業誘致の面でも、アクサ生命が札幌本社を構えたことの意義を改めて感じるとともに、ライラックスクエアでの発展を祈念したい」とコメントしました。
アクサ生命は、東日本大震災の後にリスクヘッジを考慮し、2014年に第二本社として札幌本社を設立。500人以上の従業員が勤めていて、北海道の雇用創出にも貢献しています。
「北海道の自然との融合」がコンセプトのフロントロビーや客室
そんなライラックスクエアの上層階(9階~14階)には、札幌初のラグジュアリーホテル「インターコンチネンタル札幌」が入り、同日グランドオープン。
2つのダイニング施設、ラウンジ、バー、インドアプール、フィットネスジムに加え、42平米のクラシックから159平米のスイートまで合計149室の客室を備えています。
日本で11軒目というインターコンチネンタルホテルは、そのブランド力を活かした上質で心地よい佇まいはもちろん、北海道の自然を意識したカラーコーディネーションや装飾で、北海道の自然との融合をコンセプトにしており、窓から望める中島公園や豊平川の眺望とも調和し落ち着く空間を演出しています。
水盤をあしらったフロントロビー、暖炉を設えたライブラリーラウンジ、森や緑を感じられるラウンジエリアと、3つの異なる空間がシームレスに広がり、ワンフロアで様々な表情が楽しめます。
札幌のブランド力アップへ繋がる・ラグジュアリーレストラン
空間や客室のラグジュアリー感も素敵ですが、併設されるレストランにも注目です。
開放的なオールデイダイニングと、カウンター席で料理人のパフォーマンスを見ながら五感で味わう割烹スタイルの和食レストラン。どちらも、北海道のこだわりの生産者さんから仕入れた食材を、世界レベルの技とセンスでランクアップさせたメニューを提供。
北海道と言えば、刺身など食材の新鮮さを全面に押し出したメニューが多くなりがちですが、ここではその素材と料理人の技術で、美味しさや美しさで感動を伝えるメニューに出会えそう。そんな期待が高まります。
札幌市が構想する新たなMICE施設の整備事業として注目される中島公園エリアの一画に、北海道初のインターコンチネンタルのブランドを冠したインターコンチネンタル札幌が開業したことで、国際会議やインセンティブ旅行など、札幌の街の都市としてのブランド力アップに繋がることを期待したいです。中島公園は、市民にとっても、日々の散歩に、祭やコンサートなど、日常で訪れる憩いの場所。ホスピタリティとウェルビーイングが実現する居心地のよいエリアとして、発展していくことを願いたいです。
インターコンチネンタル札幌 オペレーション統括部長 為則泰二さんは、北海道札幌に開業するにあたり、次のように述べました。
「北海道の自然や食材の力は、世界に発信できる力強い魅力があります。北海道にお住まいの皆さんには、宿泊だけでなく、レストランやバーなどを楽しんでご利用頂きたいと思います。北海道各地のこだわりの生産者による食材を、世界水準の料理として提供いたします。ホスピタリティも含めて五感で感じてもらえたらと思います。」