住民の願いが叶った!札幌の地名「水車町」が「すいしゃちょう」から「すいしゃまち」に!
2025.10.07
地元住民の願いが叶いました。札幌市豊平区の「水車町」の地名の読み方が住民には馴染まないとして、「すいしゃまち」に変更されることが決まりました。
市議会:「可決することにご異議ありませんか?」「異議なし」「異議なしと認めます。」
札幌市豊平区の水車町は、地元住民からは「すいしゃまち」と呼ばれることも多く、マンションなどにも「すいしゃまち」と書かれています。
地元住民は、市に対し読み方を馴染みの多い「すいしゃまち」へと変えることを要望し、その願いがついに叶いました。議会には旗振り役となった地元町内会の幹部らも傍聴に訪れました。
旭水町内会・高橋恒夫会長「やっと肩の荷が下りたなという気持ちです。正直申しますと『すいしゃちょう』となっているということはよくわからなかったですね。」
町内会では地名変更に必要な数を上回る、1060筆の署名を集め今年2月に市に提出しました。
札幌市は、地域の一定数の賛同を得たこと、反対運動がないこと、有識者会議で前向きな意見が出たことなどから、市は読み方の変更を進めるべきと判断し議会にはかりました。
札幌市スマートシティ推進部・朝倉良部長「町名の読み方の変更に伴い、重大な影響がないことを確認したほか、参加した委員からは、地域の思いを具現化すべきとご意見を受けたところです。」
札幌市議会・伴良隆議員「互いに地域の方々が待ち望んだこの時をスムーズに迎えられるよう、市として速やかに手続きを取っていただきたいと、このように思います。」
先週金曜日3日の市議会総務委員会では反対する議員はいませんでした。札幌市は29日から「すいしゃまち」に読み方を変更します。
森唯菜・アナウンサー「こちらのバス停には『すいしゃちょう』と書かれていますが『すいしゃまち』と書き換えられることになります。」
じょうてつバスでは、バス停の表記や車内アナウンスを12月1日のダイヤ改正にあわせて変更します。道路にある表示やこちらの駐車場の呼び方も「すいしゃまち」に変わります。
地元住民「すいしゃまちだと思ってずっといたんですよね。もともとそういう感覚でいたので、良かったなとは思います。」